Pages

Saturday, September 26, 2020

台風13号(クジラ)発生 日本への大きな影響なし - ウェザーニュース

台風13号(クジラ)発生 日本への大きな影響なし - ウェザーニュース

top

2020/09/27 10:33 ウェザーニュース

9月27日(日)9時、南鳥島近海で発達中の熱帯低気圧が台風13号(クジラ)になりました。

日本の東を北上するため、日本列島には接近しない見通しです。海では若干のうねりが届く可能性がありますが、雨や風の影響は無い見込みです。

▼台風13号 9月27日(日)9時
 存在地域   南鳥島近海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 10 km/h
 中心気圧   1002 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s

box0

今後はあまり発達せずに北寄りに進み、四国沖で熱帯低気圧に変わる見込みです。台風としての影響は少ないものの、熱帯低気圧に変わった後に前線を刺激して23日〜24日は太平洋側を中心に雨風が強まるおそれがあります。

随時、最新の情報をご確認ください。

box1

台風10号は予報円が大きくなっていますが、これは台風の大きさや強さを示しているわけではなく、進路の不確実さを表しています。

ヨーロッパやアメリカなど世界各地の気象機関が計算したシミュレーション結果で位置を比較すると、近畿地方を指向するものから沖縄・奄美を指向するものまで、台風10号のとりうる進路には大きな幅があることがわかります。

進路次第で各地への影響が大きく変わるため、あらゆる可能性を考慮して、各地にとっての最悪のケースに備えることが重要です。

box2
予想積算雨量

台風12号は顕著な発達は予想されていないものの、本州の南に停滞している秋雨前線の活動を活発化させたり、温帯低気圧の性質に変化して本州に接近する可能性があります。

21日(月)午後の段階で、最も雨の量が多くなりそうなのは紀伊半島周辺で、24日(木)夜にかけての48時間で300mmを超える大雨が予想されます。関東でも前線に近い房総半島を中心に雨が強まり、多い所では200mm以上の大雨となる見込みです。

西から近づく上空の気圧の谷との関係性などによって、今後の勢力や進路が変わってくるため、随時最新の予報を確認するようにしてください。ウェザーニュースでは引き続き影響を監視し、随時情報をお伝えします。

box3
平年の台風発生数

台風13号は9月に入って4つめに発生した台風です。9月の台風発生数の平年値は4.8個ですので、ほぼ平年並みの発生ペースと言えそうです。

今年は7月までに発生した台風が合計2個ととても少なかったものの、8月は平年を上回る7個の台風が発生しているため、発生ペースが遅いとはいえ油断はできません。

例年9月から10月の気圧配置のもとでは、台風の進路が本州方面に向かいやすい傾向があります。台風による大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。

box4
box5
box6
box7
box8

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風13号の名前「クジラ(Kujira)」は日本が提案した名称で、星座の「くじら座」からとられています。

box9
  • 防災情報
  • 台風豆知識
  • Let's block ads! (Why?)



    2020-09-27 01:28:00Z
    https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiLmh0dHBzOi8vd2VhdGhlcm5ld3MuanAvcy90b3BpY3MvMjAyMDA5LzI2MDIyNS_SAQA?oc=5

    No comments:

    Post a Comment