2020/09/27 10:33 ウェザーニュース
日本の東を北上するため、日本列島には接近しない見通しです。海では若干のうねりが届く可能性がありますが、雨や風の影響は無い見込みです。
▼台風13号 9月27日(日)9時
存在地域 南鳥島近海
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北西 10 km/h
中心気圧 1002 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
随時、最新の情報をご確認ください。
ヨーロッパやアメリカなど世界各地の気象機関が計算したシミュレーション結果で位置を比較すると、近畿地方を指向するものから沖縄・奄美を指向するものまで、台風10号のとりうる進路には大きな幅があることがわかります。
進路次第で各地への影響が大きく変わるため、あらゆる可能性を考慮して、各地にとっての最悪のケースに備えることが重要です。
21日(月)午後の段階で、最も雨の量が多くなりそうなのは紀伊半島周辺で、24日(木)夜にかけての48時間で300mmを超える大雨が予想されます。関東でも前線に近い房総半島を中心に雨が強まり、多い所では200mm以上の大雨となる見込みです。
西から近づく上空の気圧の谷との関係性などによって、今後の勢力や進路が変わってくるため、随時最新の予報を確認するようにしてください。ウェザーニュースでは引き続き影響を監視し、随時情報をお伝えします。
今年は7月までに発生した台風が合計2個ととても少なかったものの、8月は平年を上回る7個の台風が発生しているため、発生ペースが遅いとはいえ油断はできません。
例年9月から10月の気圧配置のもとでは、台風の進路が本州方面に向かいやすい傾向があります。台風による大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。
台風13号の名前「クジラ(Kujira)」は日本が提案した名称で、星座の「くじら座」からとられています。
2020-09-27 01:28:00Z
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