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Monday, September 14, 2020

二階幹事長続投へ 政調・下村氏、総務・佐藤氏、選対・山口氏―自民役員人事 - 時事通信ニュース

二階幹事長続投へ 政調・下村氏、総務・佐藤氏、選対・山口氏―自民役員人事 - 時事通信ニュース

2020年09月15日00時17分

二階俊博 自民党幹事長

二階俊博 自民党幹事長

 自民党の新総裁は14日、幹事長(81)を続投させる方針を固めた。政調会長に細田派の選対委員長(66)、総務会長に麻生派の・衆院憲法審査会長(68)、選対委員長に竹下派の・党組織運動本部長(71)をそれぞれ起用する。党幹部が明らかにした。

解散「すぐかもしれない」 麻生氏

 石原派の国対委員長(75)の再任も固まった。総裁選で菅氏を支持した細田、麻生、竹下、二階、石原の5派閥のバランスに配慮した。幹事長代行には無派閥の元総務相(60)を充てる。15日に党役員人事を決定し、新内閣は16日に発足する。
 菅氏は総裁選出後の記者会見で、新政権での課題に「規制改革」を挙げ、「改革意欲のある人、改革に理解を示す人を中心に人事を進める」と表明。「(人材は)いろんな派閥に散らばっている」とも指摘し、党内から幅広く起用する方針を示した。
 官房長官には、竹下派の厚生労働相(64)や細田派の文部科学相(57)、菅氏と同じ無派閥の経済産業相(64)らの名前が挙がっている。自身の後任となる官房長官について菅氏は、「全体的に考えて総合的な力がある人が一番落ち着く」と指摘した。
 総裁選勝利に貢献した二階氏と副総理兼財務相(79)については「極めて政権運営で重要な2人だ」と強調。麻生氏も続投するとの見方が強まっている。引き続き国会運営の司令塔となる森山氏に関しては「政治経験も豊かで、能力を大変高く評価している」と語った。
 菅氏が「安倍政権の継承」を掲げた経緯から、閣僚の多くが再任するとの観測も出ているが、菅氏は「首相が代わるわけだから思い切って私の政策に合う人を登用する」との意向を示した。
 人事では、総裁選を戦った政調会長(63)、元幹事長(63)の処遇も焦点。これに関し菅氏は「総裁選が終わった時点で(戦いは)全て終了した」と述べたが、それ以上の言及は避けた。

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2020-09-14 15:17:00Z
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