大阪市廃止を問う住民投票日がやってきた。
最新の世論調査では、当事者である大阪市民の中で賛否が拮抗(きっこう)しているようだ。少し前までは明らかに賛成が多数派だったが、時間を追うごとに反対派が増えてきたということは「都構想」なる企てがいかにデメリットが大きいか、というよりもいかに危険であるかの理解が広がってきたことに相違ないだろう。
イギリスの欧州連合(EU)からの離脱を問うた国民投票も、多くの情報が浸透する前に行われて賛成票が多数を占め、今ごろになって国中に後悔が広がっているが、閉塞(へいそく)感がある中「何かを変えたい。変えたらきっとうまくいく」という、悪く言えば「ええじゃないか」的集団ヒステリーのような現象がかくも大規模に起きてしまった好例だろう。
2020-10-31 17:18:27Z
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