神奈川県内で29日、新型コロナウイルスに感染した横浜市の80代女性の死亡と、151人の感染が明らかになった。感染者のうち67人が経路不明。県や、横浜、川崎など5市の保健当局が発表した。
横浜市によると、死亡した女性は今月5日に感染が分かり、治療を受けていた。また、81人の感染を発表。このうちクラスター(感染者集団)が発生した市内の認可外保育施設で職員1人の感染が分かり、感染者は計13人に。市内の老人ホームでは入所者ら13人の感染が確認され、これまでの判明分と合わせて感染者は14人となり、新たなクラスターとなった。
県は20人の感染を発表。いずれも大和市内にあり、これまで4人の感染者が出ている高齢者施設で入居者1人と施設関係者1人、これまで8人の感染が分かっている「みどり野リハビリテーション病院」で職員1人と患者2人の感染がそれぞれ分かり、新たにクラスターに認定した。
相模原市は11人の感染を発表した。このうち既に入所者1人が感染している中央区の特別養護老人ホームで職員1人と入所者3人の感染が分かり、新たにクラスターに認定。相模原南署(南区)では署員1人の感染が判明し、クラスターは11人となった。
横須賀市は2人の感染を発表。30代の男性会社員はクラスターが起きた京浜急行バス衣笠営業所で勤務する運転手で、同営業所の感染者は計6人となった。
川崎市は29人、藤沢市は8人の感染をそれぞれ発表した。
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2020-11-29 10:44:00Z
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