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Saturday, December 5, 2020

はやぶさ2カプセルを発見 JAXA、豪の砂漠で 地球帰還 - 毎日新聞 - 毎日新聞

はやぶさ2カプセルを発見 JAXA、豪の砂漠で 地球帰還 - 毎日新聞 - 毎日新聞

 探査機「はやぶさ2」から分離された小惑星リュウグウの岩石が入っているとみられるカプセルが、日本時間6日午前4時47分ごろ、オーストラリア南部の砂漠で発見された。カプセルの中にリュウグウの岩石などが確認されれば、初代の「はやぶさ」に続き、小惑星の物質を地球へ持ち帰ることに成功したことになる。

 はやぶさ2は5日午後2時半、高度22万キロでカプセルを分離した。カプセルは6日午前2時28分ごろに大気圏に突入し、豪州上空で流星のような火球となって輝いた。その後、高度10キロ付近でパラシュートを開き、約30分後に着地したとみられる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネジャーは「美しい大気圏突入でした。我々も感動しています」と語った。

「はやぶさ2」のカプセルが大気圏に突入したことを確認し、管制室で運用メンバーらと喜ぶ津田雄一プロジェクトマネジャー(右)=2020年12月6日午前2時29分、JAXA提供

 JAXAのメンバーが、地上から観測した光跡や、カプセルから発せられる信号を頼りに位置を特定。ヘリコプターで上空から付近を探し、砂漠に着地しているカプセルを見つけた。

「はやぶさ2」のカプセルが大気圏に突入し、オーストラリアで観測された火球=2020年12月6日、JAXA提供

 JAXAによると、6日朝からカプセルの回収作業に当たる。現地でカプセル内部のガスを採取・分析し、ガスが確認されればリュウグウの物質が入っている可能性が高いという。カプセルは早ければ8日に日本へ到着する。今月下旬から内部の物質の確認作業が始まる。

 カプセルには、打ち上げ前に国内外から募集したメッセージやイラスト、氏名計約25万件を記録したメモリーチップも搭載されている。【永山悦子、池田知広】

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2020-12-05 20:04:04Z
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