アデコは12月25日、「AI(人工知能)導入に関する意識調査」を発表した。調査は12月5~7日、⼀都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に本社がある上場企業に勤務する管理職(部長職・課長職)800人を対象にイターネットで行われた。なお、2017年の調査データも比較資料として紹介されている。
調査結果は以下の通り。まず、「あなたの職場でAI(人口知能)は導入されていますか?」と尋ねると、「すでに人口知能(AI)が職場に導⼊されている」(25.6%)、「現在は導⼊されていないが、3年以内には、導入される計画がある(計画中・検討中)」(27.0%)、「現在は導入されていないし、3年以内に、導入される計画もない」(28.1%)、「分からない」(19.3%)だった。
そして、「AI(人口知能)に対してどのように思いますか?」と聞くと、「とても期待している」(37.4%)、「どちらかといえば期待している」(55.6%)、「どちらかといえば脅威に感じる」(5.8%)、「とても脅威に感じる」(1.3%)となった。
また、「2035年において、あなたの職場でAIの普及はどのような影響を与えると思いますか?」と尋ねると、「既存の仕事の効率化、生産性が向上する」(58.8%)、「労働力を省力化する」(44.6%)、「労働力を補完する」(44.0%)、「既存の仕事の質が向上する」(43.0%)、「AIの代替によって、既存の仕事やタスクの⼀部がなくなる」(36.1%)、「新しい仕事や職種ができる」(29.8%)、「AIの代替によって、既存の職種の⼀部がなくなる」(25.0%)、「AIの代替によって、既存の仕事やタスクの大半がなくなる」(6.1%)だった。
さらに、「AI時代において、『ビジネスで重要な能力』と思うものはどのような能力ですか?」と聞いたところ、「分析的思考力・概念的思考力」(45.9%)、「創造力」(40.4%)、「複雑な課題に対する解決力」(39.6%)、「情報収集力」(37.6%)、「対人関係力(対人影響力、関係構築力、対人理……」(31.3%)、「チームワーク・協調性」(28.8%)、「柔軟性」(28.8%)、「リーダーシップ」(28.3%)、「積極性・主体性」(24.6%)、「チャレンジ精神」(24.5%)という結果だった。
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