2020年12月09日09時30分
【ワシントン時事】トランプ米大統領を支持する共和党議員らが大統領選後、東部ペンシルベニア州で敗北確定の差し止めを求めた裁判で、連邦最高裁は8日、訴えを退ける決定を下した。トランプ陣営による一連の訴訟で、連邦最高裁による判断は初。法廷闘争を通じバイデン次期大統領の勝利確定阻止を目指した陣営は、さらに厳しい立場に追い込まれた。
激戦州の一つだった同州では大統領選後、全有権者に郵便投票を認めた州法は無効だと主張する共和党議員らが訴訟を起こしたが、州最高裁で敗訴し、連邦最高裁に判断を求めていた。連邦最高裁は「(州最高裁判決の)差し止めは認めない」と判断した。決定の理由は示していない。
2020-12-09 00:30:00Z
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