東京都は、15日、金曜日としては2番目に多い2001人が都内で新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
このうち65歳以上は334人となり、これまでで最も多くなりました。
また、感染が確認された10人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は、15日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女あわせて2001人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
金曜日としては1週間前の今月8日の2392人に次いでこれまでで2番目に多くなりました。
また、1日の感染の確認が2000人を超えるのは今月9日以来です。
これで都内での感染の確認は今月だけで2万人を超えました。
15日の2001人の年代別は、10歳未満が65人、10代が108人、20代が458人、30代が355人、40代が303人、50代が297人、60代が152人、70代が132人、80代が99人、90代が30人、100歳以上が2人となっています。
10歳未満と、70代、80代、90代は過去最多でした。
また、65歳以上は334人となり、これまでで最も多くなりました。
15日の2001人のうち、およそ44%にあたる873人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ56%の1127人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
このほか、アメリカへの渡航歴がある人が1人いるということです。
濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が最も多く464人、次いで、「施設内」が150人、「職場内」が60人、「会食」が52人などとなっています。
このうち、「施設内」は過去最多となり、22の医療機関で患者と職員あわせて111人が、20の高齢者施設で利用者・入所者と職員あわせて34人が感染したということです。
町田市の飛鳥病院では、15日だけで患者と職員あわせて45人の感染が確認されています。
また、「家庭内」では、年末の会食で感染した男性から妻と子どもに広がったケースなどがあったということです。
これで都内で感染が確認されたのはあわせて8万2069人になりました。
一方、15日時点で入院している人は14日より113人減って3020人となりました。
「現在確保している病床に占める割合」は75.5%となっています。
このうち、都の基準で集計した15日時点の重症の患者は14日より2人減って133人で、重症患者用の病床の53.2%を使用しています。
また、感染が確認されている人のうち、自宅で療養している人は14日より15人増えて8852人となり、過去最多となりました。
都が確保したホテルなどで療養している人は14日より29人減って879人です。
このほか、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は471人増えて7046人となり、過去最多となりました。
また、都は、これまでに感染が確認されていた70代から90代の男女あわせて10人が死亡したことを明らかにしました。
3人は院内感染だったということです。
これで都内で死亡した人はあわせて717人になりました。
2021-01-15 13:43:00Z
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