松下新本部長着任 太宰府事件「最も重要案件」再調査は否定【佐賀県】
2021/02/25 (木) 17:39
【松下新本部長】「福岡県太宰府市における傷害致死事件の被害者の女性に関しまして、発覚前に佐賀県警察に対して複数回相談がなされて県警として対応していた件が最も重要な案件」
県警察本部の松下新本部長は1970年生まれの50歳。東京大学法学部を卒業後、30代前半で京都府警の捜査二課長や警視庁の府中警察署署長を経て、内閣情報調査室なども経験しています。
佐賀県警をめぐっては基山町の当時36歳の主婦の遺体が見つかったいわゆる太宰府事件で、繰り返し警察に相談していた遺族が県警の対応に問題があったと訴えていますが、前任の杉内本部長は「相談は身の危険に関するものではなく、金銭トラブルについてだった」として、「再調査はしない」という方針を示してました。
これについて、松下新本部長は次のような考えを示しました。
【松下新本部長】「私自身着任後ただちにいろいろな資料を確認していますが、申し出内容からは被害者の女性にただちに被害が及ぶ可能性があるとは認められないしかしながら、県警としては提言をいただき通達という形で全職員に対してしっかりやっていこうと」
遺族は第三者による調査を公安委員会に求めていますが、松下新本部長は”第三者的管理機関の県公安委員会が相談受理態勢の充実や相談等取扱票の取り扱い方などについて提言した”ことを受けて、「再調査はしない」との方針を改めて示しました。
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