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Wednesday, February 24, 2021

自称「飲み会を断らない女」山田広報官が接待リストに…重用職員の関与、菅政権に打撃 - 読売新聞

自称「飲み会を断らない女」山田広報官が接待リストに…重用職員の関与、菅政権に打撃 - 読売新聞

 菅政権に痛手となったのが、山田真貴子内閣広報官が「接待リスト」に名を連ねたことだ。山田氏は総務省時代から菅首相に重用され、内閣広報官に抜てきされた経緯がある。野党は首相の責任も含め、厳しく追及する方針だ。

 「和牛ステーキや海鮮料理などが提供されたということだ」

 加藤官房長官は24日の衆院内閣委員会で、山田氏が東北新社から受けた接待について、こう説明した。山田氏は総務審議官だった2019年11月、首相の長男ら同社関係者4人と会食。5人で計37万1013円、1人あたり7万4203円という高額の接待を受けていたという。

 加藤氏によると、山田氏は「国民の疑念を招く事態となっていることを重く受け止め、その責任を痛感している」と説明しているという。

 山田氏は1984年に旧郵政省に入省し、主に通信畑を歩んだ。13年11月には第2次安倍内閣で女性初の首相秘書官となり、総務省では事務方ナンバー2の総務審議官に就いた。首相は官房長官時代から山田氏を高く評価し、昨年9月の菅内閣発足に合わせ、内閣広報官に起用した。省内では「『女性初』という肩書は多いが、総務省で目立った実績はなかった」とやっかみも聞かれる。

 内閣広報官は、政府の広報戦略を担い、首相の記者会見では司会を担当する。前任で経済産業省出身の長谷川栄一氏が首相補佐官を兼任し、対露外交などで存在感を発揮したのに比べ、「山田氏の政策への関与は薄い」(首相周辺)。

 総務審議官時代の20年6月には、若い世代に向け、「飲み会を絶対に断らない女としてやってきた」と動画で発信したこともある。

 衆院予算委は24日の理事会で、山田氏を25日の委員会で参考人招致することを決めた。野党は、首相が重用してきた山田氏に照準を合わせ、政権全体のイメージダウンを狙う戦略だ。

 立憲民主党の安住淳国会対策委員長は24日、国会内で記者団に「都合の悪いことも透明性をもって説明することが内閣広報官の仕事だ」と皮肉った。辻元清美副代表は「何の疑問もなく7万円以上の接待を受けた。ここは身を引いた方がいい」と辞職を迫った。

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2021-02-24 11:40:00Z
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