キャム・ニュートンがニュース不足のNFLに話題を提供してくれた。
元MVPクオーターバック(QB)は今週、フィールド内外の話題に関して発言し、多くの議論に火をつけて回っている。
ニューイングランド・ペイトリオッツで2020年シーズンを過ごしたニュートンは、ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックに対する自身の見解が外の世界とは違うと繰り返した。
「ビル・ベリチックは全スポーツの中で最も誤解されている人だと思う。彼はとんでもない男だぜ」とニュートンはポッドキャスト『I Am Athlete(アイ・アム・アスリート)』の中で語ったと『ESPN』のマイク・リースが伝えている。
「彼は、ゲームを理解しているクールな男だ。ゲームの歴史家みたいなもんだよ。ちょっと座って話でもしようものなら、“マジかよ!”ってなる。彼は昔のことを何でも知っていて、映像も持っていて、文字通りゲームのことを教えてくれるんだ」
メディア対応時のぶっきらぼうな返事や、時にだらしない格好で有名だが、正しい話題の時ならばベリチックはスポーツで最も啓発的なコーチになれる。スキームやゲームプランに関する質問には不平を言うかもしれないが、シーズン中の金曜日の朝に、かつてのボルティモア・コルツでのアシスタント時代を思い起こさせるようなことを尋ねれば、雄弁で有益な返答が引き出せる。
同じように、ベリチックの下で学ぶ選手の中には外部と比べて異なる見解を持つ者もいる。伝説的なコーチのスタイルは誰にでも合うものではない。だが、いいと思う者はそれを評価する。
「ビルは冷たくなんかない。彼に近寄りたくないってオーラを持つやつはチームに1人もいないぜ」とニュートンは言う。「全ては勝つことだけを目標にしている。それについていけないんなら、自分の居場所じゃないってことだ。同時に、負けることを望む場所でもない。俺はそれを苦労して学んだ」
同じインタビューで彼は、自分が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかったことでゲームが乱れてしまい、ペイトリオッツはベリチックの指揮下で2000年以来初めて7勝9敗でシーズンを負け越したのだと語っている。
これまでニュートンは一貫してニューイングランドでの1年を楽しんだと述べており、ペイトリオッツ流に不満はなかったと主張している。31歳のQBはベリチックだけでなく、攻撃コーディネーター(OC)ジョシュ・マクダニエルズについても熱弁を振るった。
可能なら、もう1年ペイトリオッツとサインするかと聞かれ、彼は断言した。
「する。喜んでする! もう(チームを)変えるのは飽き飽きなんだ」とニュートンは述べた。
その思いが双方向かどうかはこれから分かる。
ペイトリオッツはQBに関して大きな疑問を抱えており、2020年の終盤に苦戦したニュートンは今もまだNFLでトップ32に入るQBだということを証明しなければならない。
【M】
からの記事と詳細 ( 「ベリチックHCはスポーツ界で最も誤解されやすい人物」とペイトリオッツQBニュートン - NFL日本公式サイト )
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