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Thursday, February 4, 2021

中国は最も重大な競合国、国益なら協力の用意=バイデン米大統領 - ロイター (Reuters Japan)

 2月4日、バイデン米大統領は国務省で外交政策について演説し、中国について、最も重大な競合国としながらも、国益にかなう場合は協力する用意があると表明した。米国務省で撮影(2021年 ロイター/Tom Brenner)

[ワシントン 4日 ロイター」 - バイデン米大統領は4日、国務省で外交政策について演説し、中国について最も重大な競合国としながらも、国益にかなう場合は協力する用意があると表明した。

バイデン氏は、中国による「わが国の繁栄や安全保障、民主主義の価値観に対する挑戦に直接応じる」とした上で、「中国の経済的な不正利用に立ち向かい、人権、知的財産権、グローバル・ガバナンスを巡る中国の攻撃に対抗する」と述べた。

一方、軍によるクーデターで混乱するミャンマーについては、「民主主義においては、人々の意思を覆そうとしたり、信頼できる選挙の結果を消滅させようとする力が決してあってはならない」と強調。「国軍は権力を放棄し、拘束した活動家や高官を解放すべきだ。通信制限も解除し、暴力行為を止めるべきだ」と述べた。

ロシアについては、米国が今後、ロシアの攻撃的な行動に対抗していくと明言し、強硬姿勢を鮮明にした。

バイデン氏は、1月終盤に行ったロシアのプーチン大統領との電話会談で「米選挙への介入やサイバー攻撃、市民の毒殺というロシアの攻撃的な行動に対し、米国が抵抗せずにいた時代は終わりを迎えることを明確にした」と述べた。

さらに、同盟国との関係を修復し、世界と再び連携していくとも表明。「米国のリーダーシップ」は権威主義の台頭に対応し、友好国と結束し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)や気候変動などのグローバルな課題に取り組む必要があると強調した。

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