新型コロナウイルスのワクチンの先行接種を実施している医療機関でワクチン保管用の冷凍庫が故障し、約1000回分が使用できなくなったことが分かりました。
厚生労働省によりますと、1日午後1時ごろ、医療従事者への先行接種を実施していた医療機関から、「ワクチンを保管していたディープフリーザー(冷凍庫)が故障している」と連絡がありました。
ファイザー社のワクチンは低温での保管が必要ですが、この医療機関の冷凍庫は先月26日の深夜に故障し、規定よりも温度が上がっていたということです。
なかには1032回分(172バイアル)が保管されていて使用できなくなりました。
厚労省は医療機関や冷凍庫のメーカーについては明らかにしていません。
厚労省は「速やかに再発防止策を検討する」としています。
冷凍庫は今月2日に交換される予定で、その後、故障原因の調査が行われます。
2021-03-01 12:46:07Z
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