アイネット証券は3月2日、20~60代のポイント運用経験者を対象とした「ポイント運用の実態」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2021年2月9~10日、有効回答は1,164人。
1位は「楽天PointClub『ポイント運用』」
ポイント運用を始めた一番の理由を尋ねると、「貯まったポイントを有効活用したかったから」が56.1%と最も多く、次は「ポイントを増やしたかったから」で30.5%。この他、「現金での取引よりも安心感があったから」が6.6%、「投資や資産運用の知識を身に付けたかったから」が3.6%などとなった。
利用している・していたポイント運用サービス(複数回答可)は、1位「楽天PointClub『ポイント運用』」(55.7%)、2位「Tポイント投資」(22.6%)、3位「PayPay『ボーナス運用』 」(15.9%)、4位「dポイント投資」(15.1%)、5位「au PAY ポイント運用(旧au WALLET ポイント運用)」(14.4%)と続いた。
ポイント運用によって利益は出た(出ている)か聞くと、63.1%が「少し利益が出た」、8.8%が「大きな利益が出た」と回答。一方、「利益は出なかった(出ていない)」は28.1%となった。
ポイント運用をしていて良かったこととしては、「気軽に投資ができる。初期費用が少なくてもできる」(30代女性)、「投資に興味はあっても資金に余裕がなくできずにいたのでなんとなく希望が持てた」(50代女性)などが挙げられた。
ポイント運用をしてみて、現金での投資や資産運用に興味を持った人は41.3%、以前から興味を持っていた人は27.1%。このうち、実際に現金での投資や資産運用を始めた人は34.0%、既に始めていた人は33.3%となり、「ポイント運用と並行して現金での資産運用を行っている方も少なくないことが分かった」(同調査)。
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