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Thursday, March 11, 2021

コテは“太さ”が全て!理想のヘアスタイルを叶えるコテの選び方 - フロントロウ

毎日のスタイリングに欠かせない「コテ」だけれど、何種類もの“太さ”があり、いまいち選び方がわからないという人も多いのでは?  そんなコテ選びで失敗しないコツと太さ別のスタイリング方法をプロがご紹介。(フロントロウ編集部)

コテは太さで仕上がりが変わる

 コテ(カールアイロン)とは、巻き髪へアを作るのに使用されるヘアアイロンのことで、ワンカールやウェーブヘアなど、1台で何通りものスタイリングが楽しめる便利なアイテム。

 しかし、一見するとどれも同じように見えるコテでも、実はさまざまな「太さ(パイプ直径)」があり、しかも髪質やヘアスタイル、レングスによって仕上がりが変わってしまうため、自分にピッタリの太さがわからなかったり、いざ買ってみてもサイズを間違えて後悔したりすることも少なくない。

画像: コテは太さで仕上がりが変わる

 そこで、シンガーのレディー・ガガマライア・キャリーなど数多くの人気セレブを手がけるヘアスタイリストのマイケル・デュエニャスが、コテ選びのコツと太さに合わせたスタイリング方法を米Makeup.comで紹介した。

コテの太さの基本は「4種類」

 コテの太さは、メーカーによって多少の誤差はあるけれど、一般的に19mm、26mm、32mm、38mmの4種類がメジャーだとされており、コテの太さが細いほどカールが強調されたヘアスタイルになり、太いほどナチュラルでゆるやかなカールになるのが大きな特徴。

細かくてふわふわしたウェーブヘア:19mm

 ソバージュヘアのような、細かめのカールでふんわり柔らかいヘアスタイルが好みの場合は、細めの19mm(3/4インチ)のコテがオススメ。

 髪が短いショートヘアやボブヘアにも使いやすい太さで、しっかりとしたカール感を出したり、部分使いして変化を楽しんだりすることもできるという。また、マイケルは「髪が肩の長さより長い場合は、(19mmの)コテで髪を軽く巻くと、絶妙なウェーブヘアを作ることもできる」とも話している。

ラフな抜け感のビーチヘア:26mm

 ナチュラルなラフ感のあるビーチヘアが好みの場合は、どんなレングスでも使いやすい26mm(1インチ)のコテが最適。

 長めのロブヘアやミディアムヘアにオススメの太さで、マイケルは「このサイズは、ショートヘアにゆるやなウェーブを与え、ロングヘアにはこなれ感のあるビーチウェーブを与えてくれる」と説明。19mmよりもコテを回転させる回数が少ないため、細い髪をボリュームアップさせたいときにも最適だという。

ニュアンス感たっぷりのS字ウェーブヘア:32mm

 軽やかで華やかな印象を与えてくれる“S字カール”のウェーブヘアが好みの場合は、やわらかな仕上がりの32mm(1 1/4インチ)のコテがピッタリ。

 マイケルは「1 1/4インチ(32mm)のコテは、主に柔らかく動きのあるウェーブを加えるために使用される」とコメント。続けて、マイケルは「このサイズを使えば、ビーチウェーブ、マーメイドヘア、美しいS字ウェーブなど、絵に描いたような完璧なウェーブヘアを作ることができる」と話し、とくにロングヘアの人にオススメだと明かした。

自然体でルーズなウェーブヘア:38mm

 ゆるやかでルーズ感たっぷりのウェーブヘアが好みの場合は、太めなカールを作りあげる38mm(1 1/2インチ)のコテを試してみるのもあり。

 マイケルは「非常に大きくてしっかりしたカールのウェーブヘアに仕上げたり、(軽く巻いて)とてもゆるやかなウェーブヘアを作ったりすることもできる」と説明。とくに、髪が長いスーパーロングヘアは、コテで巻く部分も多いため、カールが太い38mmを使えば通常よりも素早く髪全体を巻くことができるのでオススメなのだとか。

 さまざまなヘアアレンジを作ることができる便利な「コテ」。ヘアスタイルや理想の仕上がりによってコテを上手に使い分けて、ヘアアレンジをもっと楽しんでみて。(フロントロウ編集部)

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