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Monday, April 26, 2021

新型アウディ A3上陸! 今最もデザインコンシャスな高感度コンパクトは5月18日より国内販売スタート - GENROQ Web(ゲンロク ウェブ)

Audi A3 / S3

アウディ A3/S3

スポーティなS3も同時リリース

アウディ ジャパンは2021年5月18日より、フルモデルチェンジしたA3シリーズの国内販売を開始する。1.0リッター直列3気筒ガソリンターボの「30 TFSI」FWD、2.0リッター直列4気筒ガソリンターボの「40 TFSI」クワトロ、そして310psのスポーティモデルのS3(クワトロ)をラインナップし、車両価格は310万〜642万円。

新型アウディA3シリーズの国内発表イベントイメージ

新型アウディA3シリーズの国内発表イベントには、アウディ ジャパンのフィリップ・ノアック代表取締役社長とモデルのマギーさんが登壇。

依然として人気の高いCセグメントに属するA3シリーズは、アウディ ジャパンにとっても最大の販売台数を占める重要なモデル。取り回しやすい適度なボディサイズに、長距離ドライブにも充分適応する走行性能、優れたパッケージングに加え、そこにアウディならではの上質で生活感のない雰囲気も加わって、幅広いユーザー層から高い支持を受けている。

新型アウディA3 スポーツバックおよびS3 スポーツバックのフロントビュー

4代目にフルモデルチェンジした新型アウディA3 スポーツバック(写真左)及びS3 スポーツバック(同右)。国内での販売は2021年5月18日にスタートする。なお、「40 TFSI」モデルは2021年秋に発売予定。

デザインだけでなくエコにも敏感

4代目に進化したA3セダン及びスポーツバック(ハッチバック)は、デザインコンシャスなイメージを一層加速。内外装のデザインは先代以上にクールビューティーな印象を強め、とりわけコンパクト化したシフトセレクターを中心に、コクピットまわりは先進的なムードが一段と高まっている。

また、新型A3はデザインコンシャスなだけでなく、エココンシャスなモデルでもある。S lineが標準装備するシートのファブリック部分にはペットボトルのリサイクル材を使用。1.5リットル容量のペットボトルで換算すると、最大45本分を1台分のシートに再利用しているという。さらにフロアカーペットや断熱材、吸収材、荷室のサイドパネル/フロア/マットなどにもリサイクル材を積極活用した。

新型アウディA3 スポーツバックのコクピット

新型アウディA3シリーズのキャビンは、歴代が受け継いできた先進的なイメージをさらに加速。ミニマルでクールな雰囲気が強まっている。

余白を感じさせるルーミーな室内

プラットフォームは最新の8代目フォルクスワーゲン ゴルフ(日本未導入)と同じ横置きエンジン用プラットフォーム「MQB Evo」がベース。キャビン骨格など、ボディの30%に熱間成形スチールを採用してさらなる高剛性化と軽量化を実現している。

ハッチバックの車両寸法は、全長と全幅が先代より20〜30mm拡大しているものの、実車を前にしてみるとさほど大きくなったような印象は受けない。一方、室内は前席のヘッドルームが+7mm、エルボールームが+6mm、後席ショルダールームが+2mm、エルボールームが+3mmそれぞれ拡大しており、意匠設計の工夫によりすっきりと余白の生み出されたキャビンは、数字よりもぐっとルーミーに感じられる。

新型アウディA3 スポーツバックのラゲッジコンパートメント

新型アウディA3 スポーツバックのラゲッジコンパートメント。容量は380リットルで、リヤシートを倒せば最大1145リットルに拡大する。ちなみにセダンは425リットル。

直3モデルはマイルドハイブリッド化

最高出力110ps/最大トルク200Nmの1.0リッター直3ガソリンターボを搭載する「30 TFSI」は、ベルト駆動式オルタネーター兼スターターBASと48Vシステムを組み合わせるマイルドハイブリッド仕様。さらなる省エネを実現するとともに、必要に応じてモーターがアシストすることで力強い加速を生み出すという。

一方、190ps/320Nmの2.0リッター直列4気筒ガソリンターボを積む「40 TFSI」には、アウディ自慢の4輪駆動システム「クワトロ」を搭載。トランスミッションは3気筒、4気筒ともに7速DCT(Sトロニック)を組み合わせる。なお、サスペンション形式はいずれもフロントはマクファーソンストラットだが、リヤは「30 TFSI」がトーションビーム、「40 TFSI」がウィッシュボーンとなる。

新型アウディS3 スポーツバックのフロントビュー

新型アウディS3 スポーツバックは専用のフロントグリルやバンパー、リヤディフューザー、4本出しパイプなどで武装。300ps超えの直4ターボ+クワトロが、勇ましい走りをもたらす。

専用エアロで武装した迫力のS3

スポーティなS3にもセダン/スポーツバックを用意。ボンネット先端には往年のクワトロを思わせるスリットが口を開け、専用のハニカムグリルや大型エアインテークを備えたフロントバンパー、専用リヤディフューザー、4本出しテールパイプなどが一見して「それ」と分かるオーラを醸し出している。

2.0リッター直列4気筒ユニットには最大1.8barの過給圧を誇るターボチャージャーと350barの燃料噴射機構を搭載。最高出力310ps/最大トルク400Nmでコンパクトな車体をパワフルに加速する。もちろん電子制御式油圧多板クラッチを組み合わせたクワトロ仕様。足まわりにはSスポーツサスペンションが標準装備となり、さらにオプションで電子制御式のダンピングコントロールサスペンションを選択することもできる。

アウディの新型A3シリーズ。スポーツバック及びセダン

アウディの新型A3シリーズのスポーツバック及びセダン。「プレミアムコンパクト」の本家ともいえるA3シリーズだが、とりわけこのサイズのセダンはもはや貴重で、目利きのクルマ好きに“あえて”選ばれている。

元祖プレミアムコンパクトが見せる進化とは

「小さな高級車」A3シリーズは、大きい=エラい、高い=優れているの方程式が、優秀なコンパクトモデルには通用しないことを知らしめた功労者だ。3代目の時点ですでにエンジン、シャシー、インフォテインメント系含めて、その成熟度・完成度はきわめて高く、あえて車格を“ダウンサイジング”してわざわざ選ぶ目利きの数も少なくなかった。

新型アウディS3 スポーツバックのリヤビュー

新型アウディS3 スポーツバックのリヤビュー。新型モデルの導入を記念した装備充実の「1st エディション」も、A3 セダン/スポーツバック、S3 スポーツバックのそれぞれに設定している。

では4代目A3はついに完熟に至ったのか、それともまだまだ「先」があると感じさせてくれるのか。いずれにしても、乗る者に驚きをもたらしてくれる1台に進化しているのは間違いなさそうだ。

【車両価格】

A3 スポーツバック/セダン

A3 30 TFSI(FWD):310万円

A3 30 TFSI advanced(FWD):346万円

A3 30 TFSI S line(FWD):389万円

A3 40 TFSI quattro advanced(AWD):440万円

A3 40 TFSI quattro S line(AWD):483万円

S3(AWD):642万円

【SPECIFICATIONS】

アウディ A3 スポーツバック 30 TFSI

ボディサイズ:全長4345 全幅1815 全高1450mm

ホイールベース:2635mm

車両重量:1320kg

エンジン:直列3気筒DOHCターボ

総排気量:999cc

ボア×ストローク:74.5×76.4mm

最高出力:81kW(110ps)/5500rpm

最大トルク:200Nm/2000-3000rpm

トランスミッション:7速DCT

駆動方式:FWD

サスペンション:前マクファーソンストラット 後トレーリングアーム

タイヤサイズ:前後205/55R16

アウディ A3 セダン 30 TFSI

ボディサイズ:全長4495 全幅1815 全高1425mm

ホイールベース:2635mm

車両重量:1330kg

エンジン:直列3気筒DOHCターボ

総排気量:999cc

ボア×ストローク:74.5×76.4mm

最高出力:81kW(110ps)/5500rpm

最大トルク:200Nm/2000-3000rpm

トランスミッション:7速DCT

駆動方式:FWD

サスペンション:前マクファーソンストラット 後トレーリングアーム

タイヤサイズ:前後205/55R16

アウディ A3 スポーツバック 40 TFSI クワトロ S line

ボディサイズ:全長4350 全幅1815 全高1435mm

ホイールベース:2635mm

車両重量:1490kg

エンジン:直列4気筒DOHCターボ

総排気量:1984cc

ボア×ストローク:82.5×92.8mm

最高出力:140kW(190ps)/4200-6000rpm

最大トルク:320Nm/1500-4100rpm

トランスミッション:7速DCT

駆動方式:AWD

サスペンション:前マクファーソンストラット 後ウィッシュボーン

タイヤサイズ:前後225/40R18

アウディ S3 スポーツバック

ボディサイズ:全長4350 全幅1815 全高1440mm

ホイールベース:2630mm

車両重量:1560kg

エンジン:直列4気筒DOHCターボ

総排気量:1984cc

ボア×ストローク:82.5×92.8mm

最高出力:228kW(310ps)/5450-6500rpm

最大トルク:400Nm/2000-5450rpm

トランスミッション:7速DCT

駆動方式:AWD

サスペンション:前マクファーソンストラット 後ウィッシュボーン

タイヤサイズ:前後225/40R18

【問い合わせ】

TEL 0120-598-106

【関連リンク】

https://www.audi.co.jp/

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