和歌山県の有田川で、全国で最も早く、１日、あゆ釣りが解禁されました。
和歌山県の中部を流れる有田川と日高川では、全国で最も早く、毎年、５月１日にあゆ釣りが解禁されています。
このうち有田川町を流れる有田川では、１日午前５時にあゆ釣りが解禁され、釣り人たちが早速、川に入り、縄張りに入ってきたほかの魚を追い払おうとするあゆの習性を利用し、おとりのあゆを泳がせて針にかける「友釣り」を楽しんでいました。
１日は、風が強く、好条件ではありませんでしたが、釣り人たちは９メートルほどあるさおを器用に操りながら、久々の釣りを楽しんでいました。
和歌山市から訪れた６０代の男性は「５０匹釣るのを目標でしたが、この状況では５匹ほどかなと思います。それでも解禁まで半年待ったので釣りができて最高です」と話していました。
和歌山県内の河川の漁業者でつくる組合は、新型コロナの感染拡大防止のため、お互いの距離をしっかりと取ったうえで、釣りを楽しんでほしいと呼びかけています。
有田川でのあゆ釣りは１１月ごろまで楽しめるということです。
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