総合転職情報サイト「マイナビ転職」を運営するマイナビ(東京都千代田区)は、「2021年7月度 正社員の平均初年度年収推移レポート」を発表した。 7月の全国平均初年度年収は、455.2万円(前月454.3万円、前年同月455.8万円)で、前月から0.2%(0.9万円)増加し、前年同月から0.1%(0.6万円)減少した。 【画像で見る】<業種別>平均初年度年収ランキング また、経験者の求人割合は37.3%で、前月比0.6ポイント減少し、前年の同月比は0.3ポイント増加した。
業種別の平均初年度年収は?
業種別に平均初年度年収をみると、最も高かったのは「コンサルティング」で516.1万円、次いで「IT・通信・インターネット」が504.2万円、「不動産・建設・設備」が483.9万円だった。
経験者求人の比率が最も多かった業種は?
掲載求人の中で経験者求人の比率が最も多かった業種は「IT・通信・インターネット」で64.3%、次いで「メーカー」が42.9%、「金融・保険」が37.1%だった。
職種別の平均初年度年収は?
職種別に平均初年度年収を見ると、最も高かったのは「コンサルタント・金融・不動産専門職」で557.7万円、次いで「ITエンジニア」が539.3万円、「建築・土木」が507.8万円だった。
掲載求人の中で経験者求人の比率が最も多かった職種は?
掲載求人の中で経験者求人の比率が最も多かった職種は「ITエンジニア」で74.8%、次いで「WEB・インターネット・ゲーム」が66.9%、「電気・電子・機械・半導体」が53.1%だった。 「IT・通信・インターネット」の求人が多く、「ITエンジニア」の年収が高くなっているのが目立つ結果となった。コロナ禍でリモートワークが推奨され、多くのサービス業をはじめ、さまざまな分野でDX化が急速に進んでおり、IT分野の需要が高まっているようだ。 今回の調査は、該当月に、総合転職情報サイト「マイナビ転職」に掲載開始された求人情報を集計した。7月は21年7月1~31日。
ITmedia ビジネスオンライン
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