東京都内では3日、新たに2539人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
また、都は、感染が確認された10人が死亡したことを明らかにし、このうち、1人暮らしの50代の女性が自宅療養中に亡くなりました。
このほか、入院患者が4339人とこれまでで最も多くなりました。
東京都は、3日都内で新たに10歳未満から90代までの男女あわせて2539人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の金曜日より1688人減り、12日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。
3日までの7日間平均は2898.9人で、7月31日以来、およそ1か月ぶりに3000人を下回りました。
また、3日までの7日間平均は前の週の69.3%で、前の週を下回るのは10日連続です。
3日の2539人の年代別は、10歳未満が240人、10代が273人、20代が666人、30代が474人、40代が405人、50代が282人、60代が104人、70代が59人、80代が29人、90代が7人です。
感染経路がわかっている1128人の内訳は、「家庭内」が最も多く779人、「職場内」が137人、「施設内」が80人、「会食」が17人などとなっています。
東京パラリンピックの関連では6人の感染が確認されました。
内訳は、日本人の競技関係者1人組織委員会の職員1人業務委託の事業者4人です。
これで都内で感染が確認されたのは35万人を超えて35万2380人になりました。
一方、3日時点で入院している人は、2日より40人増えて4339人となり、これまでで最も多くなりました。
「現在確保している病床に占める割合」は68.7%です。
都の基準で集計したきょう時点の重症の患者は2日より13人減って278人で、重症患者用の病床に占める割合は56.5%です。
重症患者の年代別は、20代が5人、30代が19人、40代が36人、50代が116人、60代が56人、70代が41人、80代が5人です。
また、都は、感染が確認された50代から90代の男女あわせて10人が死亡したことを明らかにしました。
このうち、1人暮らしをしていた50代の女性は、先月17日に陽性が確認されました。
せきと発熱の症状がありましたが軽症のため入院調整は行われず、陽性判明から2日後の先月19日に保健所が連絡したときは特に異変は確認されませんでした。
しかし、翌日の20日に親族が女性の自宅を訪れたところ亡くなっているのを見つけたということです。
女性は心臓に疾患があり、高血圧だったということです。
第5波に入って先月以降、自宅療養中に亡くなった人は27人になりました。
これで自宅療養中を含めて、都内で感染して死亡した人は2520人になりました。
2021-09-03 11:53:00Z
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