
タリバンが「守る」チャイナタウン
大多数の日本人にとって寝耳に水だった、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンによる8月15日の首都カブール制圧。 だが中国の外交部(外務省)と駐アフガニスタン大使館は5月27日と7月29日の2回、アフガニスタン在留同胞に対し「刻一刻と政情が緊迫してきている。早めにアフガニスタンを離れるように」との警告を発していた。多くの在留中国人は7月末の政府派遣便で帰国した。 だが「喀布爾中国城(チャイナタウン・カブール)」の住民と商人は今も自発的にカブールにとどまり続けている。 カブール北西部タイマニ地区の目抜き通りに面したチャイナタウン・カブールは、2019年に着工し、2020年6月に正式開業した高層ビル型の中華街で、飲食店や小売店、卸売店などの商店、倉庫、企業オフィス、交易センター、アパートメント、華人子弟の学校などの機能を備えている“街”。一般のチャイナタウンは通りの両側に商店を密集させているが、政情不安なアフガニスタンでは非常時、平面よりビル型のほうが守りやすいとの判断にもよるようだ。 さらにケーブル、プラスチック包装、塗料、日用品、衣料品、靴の6つの工場が稼働し、受託生産も請け負う。ビルの屋上は、中国の最新の太陽光発電システムが稼働し煌々とネオンサインを輝かせている。 慢性的電力不足のアフガニスタンでは、首都カブールでも日常的に停電が発生し、中国の技術で電力の安定供給を望む声も多い。 チャイナタウン・カブールの余明輝(ユゥ・ミンフイ)代表によると、タリバン当局者がカブールを制圧して間もなくチャイナタウン・カブールを訪れ「ここで有事があれば、われわれに連絡するように。幹部が問題解決に動く。タリバンはチャイナタウン・カブールを非常に気に掛けており、必要とあらば兵士を派遣して率先して行動する準備がある」と述べたという。
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