大阪府大阪狭山市で車が暴走し、3人が死傷した事故で逮捕された89歳のドライバーが「サイドブレーキをかけていなかった」と供述していることが警察への取材でわかりました。「とめていた車が動き出してあわてた」とも話していて、警察は詳しい状況を調べています。
17日、大阪狭山市のスーパーマーケット付近で車が暴走して3人をはね、近くに住む岡田博行さん（87）が死亡したほか、女性2人が大けがをしました。
車を運転していて事故のあと逮捕された横山孝容疑者（89）は、19日午前、過失運転致死傷の疑いで大阪地方検察庁堺支部に送られました。
その後の調べに対し「サイドブレーキをかけていなかった」と供述していることが、警察への取材でわかりました。
これまで「とめていた車が動き出したので、あわててアクセルを誤って踏み込んでしまった」とも話していて、警察は、オートマチック車特有のクリープ現象によって車が動いたことに動転し、運転操作を誤ったとみて、詳しい状況を調べています。
2021-11-19 03:26:39Z
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