バイデン米大統領は、79歳の誕生日の前日である19日に定期的な健康診断を受け、医師らはバイデン氏が「健康」であり、大統領の職務を遂行できる状態にあると診断した。
ただ、主治医のケビン・オコナー氏によると、一連の負傷後に大統領の歩行は「目に見える形でよりこわばり、より不安定になっている」と指摘。公務中に咳払いが必要となる頻度も増しているとした。足に軽度の神経損傷も見つかり、装具の利用を提言したという。
それでも、運動まひや「小脳、その他の中枢神経性の障害と一致」するようなものは見つからなかったとしている。大統領は脊柱の関節炎や季節的なアレルギーなどで、通常の処方薬や店頭薬による治療を受けているという。
バイデン氏は史上最高齢の米大統領であるため、健康状態が特に注目されている。この日は定期的な健康診断に加え、結腸内視鏡検査も受けた。麻酔をかけている間、大統領の権限をハリス副大統領に一時的に委譲した。
ハリス米副大統領、大統領の権限を一時付与される-女性で初めて
バイデン氏は検査後にホワイトハウスで記者団に対し、「気分は非常に良い。何も変わっていない」と語った。

ウォルター・リード・ナショナル・ミリタリー・メディカル・センターを出るバイデン米大統領(メリーランド州ベセズダ、11月19日)
Source: EPA POOL
サキ大統領報道官は19日、大統領の健康状態についてバイデン政権が過去の政権よりも多くの情報を提供していると指摘した。オコナー氏のメモは、バイデン氏の内視鏡検査で3ミリのポリープが見つかったことなど、トランプ前政権時代よりもかなり詳細な情報が含まれている。ポリープは除去され、組織の分析結果は数日以内に出るとオコナー氏は説明した。ポリープは良性とみられている。
医師らはバイデン氏による頻繁な咳払いについて、胃食道逆流症が原因とみられると診断。「ペプシド」の服用を継続するよう勧告した。
原題:Biden’s Doctors Say He’s ‘Healthy’ But Suffers Stiff Gait (1)(抜粋)
2021-11-20 02:00:49Z
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