大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が、今シーズン最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」に選ばれました。
この賞を日本選手が受賞するのは初めてです。
最優秀指名打者賞にあたるエドガー・マルティネス賞は、大リーグでそのシーズンにもっとも活躍した指名打者１人を各球団の担当記者などの投票で選びます。
大リーグ機構は２９日、今シーズンのエドガー・マルティネス賞を発表し、エンジェルスの大谷選手が日本選手で初めて受賞しました。
大谷選手は大リーグ４年目の今シーズン、ピッチャーで登板した時以外は指名打者で先発出場してリーグ３位の４６本のホームランを打って１００打点、２６盗塁をマークし、史上６人目の「ホームラン４５本、２５盗塁」を達成しました。
ポジションごとに最も活躍したバッターに贈られるシルバースラッガー賞も指名打者部門で受賞していて、エドガー・マルティネス賞にも順当に選出されました。
大谷選手は今シーズン、ピッチャーとしても９勝をあげ７月のオールスターゲームでは史上初めて投打の同時出場を果たすなど二刀流で歴史的な活躍を見せ、大リーグでは７年ぶりとなるコミッショナー特別表彰やシーズンのＭＶＰ＝最優秀選手に選ばれるなど表彰ラッシュが続いています。
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