「移動も多く、隔離期間も長いシーズンになったが、逆に自分たちの団結力を生むことができたと思う。団結力を持って今シーズン戦うことで、Jリーグで優勝することができた。みんなのおかげで得点王にもたどり着けたし、みんなに感謝している。この賞をもらえたこともうれしく思っています」
記録にも記憶にも残る活躍ぶりだった。副キャプテンに就任した今季はとりわけ、前線からの献身的な守備が高く評価された。得点ランキング2位からシーズン終盤に追い上げ、ラスト4試合で6得点。最終節は得点王争いの直接対決で互いに1点を加え、FW前田大然(横浜FM)とともに23ゴールで得点王に輝いた。
そんなダミアンにとって、最も印象的なゴールは5月26日の第16節・湘南戦の2点目だったという。5月度の月間ベストゴールにも輝いたスーパーゴールだ。「自分の中でもすごく気に入っているゴールで、友人たちからもメッセージが届いた。強く思い出に残っています」。相手を背負ってパスを受けると、自ら浮かせたボールを豪快バイシクルで叩き込んだ。
「バイシクルは今まで数多く決めてきたんですが、相手にサプライズを起こす一つの手段。自分でボールを上げて、自分の特長であるバイシクルを決められた。友人からは『スーパーゴール』『これからももっとゴールを決めて頑張ってくれ』と言われました」
リーグ連覇を達成したが、ACLではPK戦の末にベスト16で惜しくも敗退。「ACLに関しては1位で予選突破することができたし、いい大会を過ごすことができた。残念ながらPKでああいう結果になってしまったが、チームでいい経験ができた。素晴らしい経験を来年生かしてタイトルを勝ち取りたい」と悲願のアジア制覇を見据えた。
(取材・文 佐藤亜希子)
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