会談の冒頭、プーチン大統領はロシア軍による黒海の封鎖でウクライナ産の小麦などの輸出が滞っている問題について「トルコの仲介の努力に感謝したい。われわれは前進した。すべての問題が解決したわけではないが事態が動くことはよいことだ」と述べ、事態の打開に前向きに取り組む姿勢を示しました。
これに対し、エルドアン大統領も「この会談の結果は世界によい影響を与えるだろう」と応じました。
この問題をめぐってはロシアとウクライナ、それに仲介役のトルコと国連を交えた4者が、今週にも大詰めの交渉を行う見通しです。
会談の後の記者会見で両首脳は、問題の解決に向けた方策について具体的に言及しませんでしたが、世界的に食料価格が高騰する中、今回の会談がウクライナからの小麦などの輸出の再開につながるかどうか、今後のロシアの対応が焦点となります。
またプーチン大統領は、イランの最高指導者ハメネイ師やライシ大統領とも会談して、経済や安全保障の分野で連携を深めることで一致し、両国に制裁を科すアメリカなどに対抗する姿勢を強調しました。
この日は、ロシア、イラン、トルコの3か国の首脳会談も行われ、プーチン大統領としては、友好国との連携を印象づけて、先週、バイデン大統領が中東を歴訪したアメリカをけん制する思惑もあるとみられます。
2022-07-19 22:18:55Z
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