ロシアが一方的に併合したクリミアにある石油施設の大規模火災で、ウクライナ軍の報道官は大規模な反撃への布石だと述べました。
ウクライナ軍のグメニュク報道官は30日、「ロシア軍の兵站(へいたん)が弱体化している。今回の火災は大規模な本格攻勢への布石となる」と述べました。
ゼレンスキー大統領は北欧メディアのインタビューで反撃の準備を進めていると認めたうえで、成功するかどうかは欧米の軍事支援にかかっていると訴え、迅速な支援を求めました。
また、2014年以来、ロシアの実効支配が続くクリミアを奪還する意思を改めて強調しています。
一方、ロシアの安全保障問題の専門家マーク・ガレオッティ氏はイギリスのサンデー・タイムズ紙に寄稿し、ウクライナ軍は防空システムの不足など準備が整っておらず、反撃は大きな結果を残さないだろうとの見方を示しました。
また、ウクライナの指導者が自らを政治的に追い詰めているため、反撃の延期は困難になっているとも指摘しています。
2023-04-30 14:00:48Z
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