【ニューヨーク=寺口亮一、ワシントン=蒔田一彦】不倫関係の口止め料を不正に処理したとして起訴された米国のトランプ前大統領は4日、ニューヨークの州裁判所で罪状認否に臨み、起訴事実を全面的に否認した。
トランプ氏は前日から滞在していたマンハッタンのトランプタワーを車列で出発し、4日午後1時半(日本時間5日午前2時半)頃、地区検察に出頭した。手錠はかけられなかったが、事実上身柄を一時拘束され、指紋採取などを行った。午後2時半頃、同じ建物内にある州裁判所に出廷し、AP通信によると、トランプ氏は自ら「無実だ」と主張した。
罪状認否後、すぐに釈放されたトランプ氏はフロリダ州にある邸宅マール・ア・ラーゴに戻り、4日夜、支持者らを前に演説した。トランプ氏は今回の起訴について、「このようなことが米国で起こるとは思ってもみなかった。この事件を見た誰もが犯罪はなかったと言っている」と語った。24年大統領選での返り咲きを狙うトランプ氏は、事件を担当する検事や与党・民主党を批判し、「我が国でかつてない規模の選挙干渉だ」とも主張した。
2023-04-05 07:12:00Z
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