1978年から95年にかけて米国各地の大学などに小包爆弾を送りつけ、「ユナボマー」と恐れられた元大学助教授のセオドア・カジンスキー受刑者が10日、死亡した。81歳だった。米メディアが一斉に報じた。
報道によると、カジンスキー受刑者は10日朝、収容先の南部ノースカロライナ州の医療刑務所の独房で、呼びかけに反応しない状態で発見され、午前8時ごろに死亡が確認された。死因は判明していないという。
42年、シカゴで生まれたカジンスキー受刑者は、16歳でハーバード大学の入学試験に合格するほどの秀才で、数学者だった。
だが、78~95年、米国各地の大学などに16回にわたって小包爆弾を送りつけ、3人が死亡し、23人が負傷した事件を起こした。連邦捜査局(FBI)が正体不明の容疑者を「ユナボマー」と呼ぶなど、事件は全米を揺るがした。その後、カジンスキー受刑者は拘束され、終身刑の判決を受けていた。(藤原伸雄)
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2023-06-11 07:10:23Z
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