福島第一原発にたまる処理水を基準を下回る濃度に薄めて海に放出する計画をめぐって岸田総理大臣は19日「廃炉を着実に進め、福島の復興を進めていくため先送りできない課題だ。漁業への影響を可能なかぎり抑制する観点などを総合的に踏まえ、国として判断すべき最終的な段階に至っている」と述べました。
これを受けて、岸田総理大臣は20日現場を訪れて放出を行う設備などを視察することにしています。
岸田総理大臣は設備を視察するのは初めてです。
また「東京電力の最高幹部が廃炉と復興に強い覚悟を持って取り組んでいるかについて、政府の責任者として確認を行いみずからの思いも直接話したい」とも述べ、東京電力の幹部と意見を交わすことにしています。
さらに政府は、岸田総理大臣と全漁連の幹部らとの面会を21日にも行いたい考えです。
そして、週内に関係閣僚会議を開き、できるだけ早く処理水の放出を始める方向で調整を進めています。
ただ、漁業関係者は放出に反対する姿勢を示しているほか「汚染水」という表現を使って反発する中国国内では日本産の水産物を対象に検査を強化する動きがみられることから、日本政府は今後も国内外への情報発信を続け理解を求めていく考えです。
2023-08-19 20:22:21Z
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