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Tuesday, October 17, 2023

自民、都議補選敗北に動揺「厳しい判断が下った」…公明自主投票が影響か - 読売新聞オンライン

自民、都議補選敗北に動揺「厳しい判断が下った」…公明自主投票が影響か - 読売新聞オンライン

 15日に投開票された東京都議選の立川市選挙区補欠選挙(欠員2)で自民党公認候補が敗北し、自民内で動揺が広がっている。公明党の自主投票が響いたとみられ、次期衆院選に向けた都内の選挙協力を一度解消した両党のしこりが、依然として残っていることが浮き彫りになった。

 補選には、自民のほか地域政党「都民ファーストの会」と立憲民主党が公認候補を擁立。新人3人で2議席を争い、自民候補は91票差で落選した。自民の高木毅国会対策委員長は16日、記者団に「厳しい判断が下った。大いに反省しなければならない」と語った。

 僅差での敗北に、自民内では自主投票だった公明票の積み上げが不足していたと分析する向きが多い。今回の補選では、自公両党の地元組織で、選挙協力に関する具体的な協議は進まなかったとされる。

 立川市では、9月の市長選でも公明が自主投票で臨み、自民推薦候補が接戦で敗れた。自公両党は、次期衆院選での選挙協力を8月下旬の党首会談で復活させたが、自民都連幹部は「党本部同士で解決しても、地方議員などの現場レベルでは、感情的な対立が残っている」と語る。

 今回の補選を巡っては、自民内で「公明票の一部が都民ファ候補に流れた」との見方も出ている。公明と都民ファは、2017年の都議選で相互推薦を行った経緯があるためで、補選の結果が、公明に対する自民の疑心暗鬼も生み出している。

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2023-10-17 06:57:52Z
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