自民党派閥「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティーを巡る事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)容疑で逮捕された池田佳隆衆院議員(57)(比例東海、自民を除名)が、派閥からのキックバック(還流)に関するデータの処分を事務所関係者に指示した疑いのあることがわかった。池田容疑者が還流分を自ら現金で受け取っていた疑いも判明。東京地検特捜部は、池田容疑者が使途や政治資金収支報告書への記載状況について具体的に把握し、証拠隠滅も主導したとみている。
池田容疑者は政策秘書の柿沼和宏容疑者(45)と共謀し、2022年までの5年間に同派から還流されたパーティー収入の一部計4826万円を資金管理団体「池田
関係者によると、池田事務所では派閥パーティー券の販売状況や、ノルマ超過分の還流に関する派閥側とのやりとりなどをデータ化し、記録媒体に収めていた。還流分は池田容疑者自身が現金で受領し、使途なども把握していたとみられるという。
特捜部は先月27日に池田容疑者の議員会館事務所や名古屋市にある地元事務所などを捜索し、押収した記録媒体に破損があったことを確認。事務所関係者への事情聴取なども踏まえ、池田容疑者がデータの処分を命じたとみて復元作業などを進めている。
両容疑者は不記載について違法性の認識を否定しているとみられる。
2024-01-08 20:00:00Z
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