関東南部の地下は、「北米プレート」と呼ばれる陸のプレートの下に、「フィリピン海プレート」と「太平洋プレート」が沈み込む複雑な構造になっていて、地震のメカニズムもさまざまです。
首都直下地震は、「フィリピン海プレート」と「北米プレート」の境界や、それぞれのプレートの内部で起きるマグチュード7クラスの地震、それに、「フィリピン海プレート」と「北米プレート」の境界で起きるマグチュード8クラスの地震を指します。
このうち、マグチュード7クラスの地震について、国は今後30年以内に70%の確率で発生すると推計しています。
気象庁によりますと、今回の地震は、「フィリピン海プレート」と「北米プレート」の境界で起きたということです。
SNS上では「首都直下地震かと思った」といった投稿が相次いでいますが、マグニチュードは5.3と首都直下地震と規模が大きく異なります。
また、専門家は今回の地震を従来の地震活動だとして首都直下地震と関連はないとしています。
一方、関東大震災から去年9月で100年が経過し、首都直下地震はいつ起きてもおかしくないと指摘されています。
21日の地震をきっかけに、改めて自宅の備蓄を確認するとともに、家具の固定をしたり家族と地震が起きたときの対応を話し合ったりして備えを進めることが大切です。
2024-03-21 06:04:37Z
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