[カイロ/エルサレム 6日 ロイター] - イスラエルは6日、パレスチナ自治区ガザ中部ヌセイラットで国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校を戦闘機で攻撃した。ガザ政府と保健当局の各当局者はロイターに、攻撃で40人死亡し、73人が負傷したと述べた。
死者のうち14人が子どもで9人が女性という。
UNRWAのコミュニケーション・ディレクター、ジュリエット・トウマ氏はロイターに、死者は35─45人とした上で、現段階でまだ死者数を確認できないと述べていた。
イスラエルは校内にイスラム組織ハマスの拠点があったとし、昨年10月7日の奇襲攻撃に関与した戦闘員を殺害したと述べた。軍は攻撃前に民間人に対する危害のリスクを減らす措置を取ったとしている。
その後、同国軍報道官は学校には推定20─30人の戦闘員がいるとの見方を示し、戦闘員の多くが死亡したとする一方で、民間人の犠牲者については承知していないと述べた。
ガザ当局の広報責任者は、学校にハマスの司令部が隠されていたとするイスラエルの主張を否定し、「(イスラエルは)何十人もの避難民に対して行った残忍な犯罪を正当化するため、うその作り話で世論を誘導している」と述べた。
<ハマス、8カ月で戦闘員半減か>
米国とイスラエルの当局者によると、ハマスは8カ月に及ぶ戦闘で戦闘員が半減しており、イスラエルによるガザ制圧を妨げようとゲリラ戦術に頼っている。
3人の米高官によれば、ハマスの戦闘員は9000─1万2000人とみられ、ガザ紛争勃発前の推計値2万─2万5000人から減少。一方イスラエルは、ガザ作戦で兵力約300人を失ったと明らかにしている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
2024-06-06 09:15:00Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiRmh0dHBzOi8vanAucmV1dGVycy5jb20vd29ybGQvdXMvVlZFUDY3TlJDWks1NUZBWUhDR0xRR0RLWFEtMjAyNC0wNi0wNi_SAQA?oc=5
No comments:
Post a Comment