毎日新聞は29、30の両日、東京都知事選(7月7日投開票)について電話調査を実施し、取材結果も加味して中盤情勢を分析した。現職の小池百合子氏がやや先行し、元参院議員の蓮舫氏が追い上げ、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が続く展開となっている。投票先を決めていない人が1割強おり、情勢が変化する可能性もある。
都知事選には過去最多の56人が立候補した。元航空幕僚長の田母神俊雄氏、AI(人工知能)エンジニアの安野貴博氏、タレントの清水国明氏は伸び悩んでいる。
自民党、公明党、国民民主党都連、地域政党「都民ファーストの会」の自主支援を受ける小池氏は、自民支持層の5割と公明支持層の7割を固めた。年代別では30~60代に幅広く浸透。男女別では、女性からかなり強い支持を得ている。
立憲民主党、共産党、社民党が支援する蓮舫氏は立憲支持層の7割と共産支持層の8割弱をまとめた。70代以上からの支持は最も多かった。
石丸氏は政党の支援を受けていないが、日本維新の会支持層の4割に浸透し、自民支持層からも2割弱の支持を得ている。20代以下の若年層からは最も多く支持を得た。
支持政党がない無党派層の支持先を見ると、小池氏が3割弱で最も多いものの、石丸氏と蓮舫氏が2割で続き、分散している。
電話調査は毎日新聞、東京新聞、TBS、東京MXテレビ、フジテレビ、共同通信の6社が合同で、東京都の有権者を対象に実施。固定電話で523人、携帯電話で515人の有効回答を得た。【山下俊輔】
2024-06-30 08:45:34Z
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