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Sunday, January 26, 2020

「1年で最も落ち込む日」を算出する方程式は正しい? データと比較検証(The Telegraph) - Yahoo!ニュース

【記者:Sarah Knapton】
 かつて英カーディフ大学に勤めていたクリフ・アーナル博士は2005年、1年の中で人々が最も落ち込む日を算出する気楽な方程式を思いついた。天気や借金、クリスマスから経過した日数、やる気などに基づくものだ。

 アーナル博士は方程式を用い、人々が最も不幸な気持ちになるのは1月第3月曜日だと結論付けた。今年は1月20日にあたる。

 しかし、15年以上にわたり、ロンドン証券取引所のFTSE100指数を構成する企業と英国民保健サービス(NHS)トラストの従業員60万人を対象に実施した調査によると、病欠1870万日分を分析した結果、メンタルヘルスの問題による病欠が多い月として、1月がトップになったことは一度もなかった。

 15年中13年、メンタルヘルスの問題による病欠が最も多かった月は11月または12月だった。最も多い日は11月14日と27日、12月1日でいずれも2回、リストに登場していた。

 調査を行った英ファーストケアのイアン・カミンスキー最高経営責任者(CEO)は「メンタルヘルスに関する認知度向上と従業員の健康に焦点が当たるならば、どんな理由でも歓迎する」と話す。ファーストケアは、多くの組織の病欠を管理している。

「我々のデータベースは、ブルーマンデーが11月か12月に最も起こりやすいことを示している」とカミンスキー氏は話し、「従業員がメンタルヘルスを崩して病欠すると経済に大打撃を与えるが、驚くことではない。もし英国企業や官公庁が従業員の福祉向上を最優先し、大胆で先を見越した対策を取れば、結果として生産性が上がり、利益につながる」と説明した。

 2019年に着目すると、1月の欠勤理由の中でメンタルヘルスは4番目に多く、2005年以来、最も高い位置だ。だが、メンタルヘルスの問題による病欠が最も多かったのは2月18日だった。年間を通して、メンタルヘルスに関連する病欠日数はどの欠勤理由よりも多かった。この傾向は2018年に始まったばかりだ。

 メンタルヘルス関連の病欠が最も多い月が11月または12月ではなかったのは、昨年を除くと2010年だけで、この年は9月13日だった。

 だが、新たな分析でも、週の中で最も気落ちする傾向がある日は月曜日だと示された。2005年以外毎年、メンタルヘルスに関連する病欠が最も多かったのは月曜日だった。

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