
1960年代から70年代、人類を月面に送り込んだアポロ計画とは異なり、月面での持続的な探査や活動を行うことを目指していて、火星への有人着陸も見据えるなどより遠い宇宙を開発する第一歩と位置づけられています。
この計画でアメリカは、新しいロケットと宇宙船を開発して2024年にアメリカ人宇宙飛行士を再び月面に降り立たせることを目指しています。
計画の名称に使われたアルテミスはギリシャ神話の「月の女神」で、初めて月面に女性宇宙飛行士を送り込むことも大きな目的になっています。
また、月を周回するゲートウェイと呼ばれる新たな宇宙ステーションを建設し、2026年には本格的に運用して4人の飛行士が滞在できるとされています。そして、ゲートウェイを拠点にして2028年には継続的な月面探査を本格化させたいというものです。
一方で、計画には多額の費用が必要となるためアメリカは国際プロジェクトとして進めていて、日本やヨーロッパなどが計画への参加を表明しています。
この計画では、月を拠点として2030年代には火星に有人着陸することも掲げています。
宇宙開発をめぐっては、中国も独自に地球を周回する宇宙ステーションを建設する計画を進めていて、アメリカはアルテミス計画で、宇宙開発の主導権を維持する目的もあるとされています。
2020-07-10 01:25:34Z
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