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絶滅のおそれがあるニホンウナギの稚魚、「シラスウナギ」を不正に国外に持ち出そうとしたとして、警察が大阪の59歳の男らを逮捕したことが捜査関係者への取材で分かりました。ウナギの需要は海外でも高まっていて、養殖用の稚魚は高値で取り引きされているということで、警察は、男らが不正な持ち出しを繰り返していたとみて調べています。
捜査関係者によりますと、逮捕されたのは大阪・泉大津市に住む坪田 利昭容疑者(59)ら7人で、ことし1月、関西空港から香港に向かう航空便で、許可無く輸出が禁止されているシラスウナギおよそ60キロを不正に持ち出そうとしたとして、関税法違反の疑いが持たれています。
税関の職員が、香港に向かう予定だった4人の男のスーツケースの中からシラスウナギを見つけて押収し、警察に連絡したもので、その後の調べで、坪田容疑者が4人に報酬を払って持ち出しを依頼していた疑いが分かったということです。
ニホンウナギは国際機関によって絶滅危惧種に指定されていますが、関係者によりますと、ウナギの需要は海外でも高まっていて、養殖用の稚魚は高値で取り引きされているということです。
警察は、坪田容疑者らの香港への渡航記録などから、組織的に不正な持ち出しを繰り返していたとみて調べています。
2020-07-29 00:09:12Z
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