大型で非常に強い台風9号は9月1日午前3時現在、久米島の南西約50キロを時速約25キロで、発達しながら北北西に進んでいる。1日未明から明け方にかけて沖縄本島地方や宮古島地方に最接近する見込み。本島地方では最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルと予想されている。
31日午後10時現在、名護市や那覇市、今帰仁村などで計1580戸が停電。同8時現在で避難勧告があったのは嘉手納、渡嘉敷、那覇、浦添など9市町村、35市町村560人が避難している。
航空各社によると、31日は県内空港発着の266便が欠航、約9200人に影響した。1日も238便が欠航する見通し。
1日午前3時30分に久米島空港で最大瞬間風速54・5メートルを観測。那覇市でも31日午後10時28分に38・4メートルを記録した。南風原町で女性1人が風にあおられて負傷した。暴風警報の解除は、宮古島地方が1日朝、本島地方が1日夜と見込まれている。
沖縄気象台は31日午後、本島地方と宮古島地方に暴風警報、本島地方に高潮警報をそれぞれ発表した。暴風や高波、高潮、大雨による災害の恐れがあるとして警戒を呼び掛けている。
1日午前3時時点で中心気圧940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートル、最大瞬間風速65メートルで、中心から半径185キロ以内の全域は風速25メートル以上の暴風となっている。
沖縄地方では1日にかけて多いところで1時間80ミリの猛烈な雨が降る見込みで、2日午前0時までの24時間雨量は多い所で300ミリ、3日午前0時までの24時間雨量は50~100ミリと予想されている。
本島中南部では、潮位が高まり、過去最大級の高潮となる恐れがある。海岸や河口付近の低地では高潮による浸水や冠水に注意が必要としている。
本島地方と宮古島地方で31日に強まった風は、1日は本島地方でさらに強まり、一部の家屋が倒壊するおそれがある猛烈な風が吹く可能性がある。
2020-08-31 19:47:00Z
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