2020/10/05 15:49 ウェザーニュース
本州に近づく進路を進んだ場合は、西日本、東日本の太平洋側で大雨となるおそれがありますので、今後の動向に注意が必要です。
▼台風14号 10月5日(月)15時
擾乱種類 台風(TS)
存在地域 日本の南
移動 ほとんど停滞
中心気圧 996 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
随時、最新の情報をご確認ください。
ヨーロッパやアメリカなど世界各地の気象機関が計算したシミュレーション結果で今後の位置を比較すると、沖縄付近を西進するものから、本州の南を東進するものまで、とりうる進路には大きな幅があることがわかります。どのような進路をとるかは高気圧の勢力や、上空のジェット気流、気圧の谷などの位置次第で、変化します。
進路予報は日が経つごとに精度が良くなるため、随時最新の情報を確認するようにしてください。
21日(月)午後の段階で、最も雨の量が多くなりそうなのは紀伊半島周辺で、24日(木)夜にかけての48時間で300mmを超える大雨が予想されます。関東でも前線に近い房総半島を中心に雨が強まり、多い所では200mm以上の大雨となる見込みです。
西から近づく上空の気圧の谷との関係性などによって、今後の勢力や進路が変わってくるため、随時最新の予報を確認するようにしてください。ウェザーニュースでは引き続き影響を監視し、随時情報をお伝えします。
今年は7月までに発生した台風が合計2個ととても少なかったものの、8月は7個、9月は4個の台風が発生しています。
例年、10月には台風の発生数が少なくなり始めるものの、強い勢力のまま本州方面に近づくことがあるため油断が出来ません。台風による大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。
台風14号の名前「チャンホン(Chan-hom)」はラオスが提案した名称で、木の名前が由来です。
2020-10-05 06:49:00Z
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