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Friday, October 16, 2020

RX NX UX… 飛躍の原動力 レクサスの大ヒットSUVを中古で狙う! - ベストカーWeb

 躍進を続けるレクサスの牽引役となっているのがSUVラインナップだ。

 2020年1~8月累計の販売台数を見ると、RXが9975台でトップ。続いてUXが6330台、NXが5734台、LXが550台と続く。実にレクサス販売全体のSUVのシェアは74.8%に達する。

 しかし、レクサスSUVの新車価格は高くて買えない……と嘆いている人も多いに違いない。

 そこで、人気のRXを筆頭に、UX、NX、LXの中古車相場を調べ、どのグレードが狙い目なのか、モータージャーナリストの萩原文博氏が解説する。


文/萩原文博
写真/トヨタ ベストカー編集部 ベストカーweb編集部

【画像ギャラリー】ヒットした理由はどこにある? レクサスRX NX UX LXを写真でチェック!


レクサスSUVのなかで最も売れているのはどのモデル?

レクサスSUVのなかで最も売れているのがRX

 レクサスのSUVラインアップは、国産SUVのなかで唯一新車価格が1000万円を超えるフラッグシップモデルのLX、3列シート車をラインアップする主力モデルのRX、ミドルサイズのNX。

 そしてコンパクトサイズのエントリーモデルのUXと4タイプ用意されている。この4モデルの2020年1月から8月までの新車販売台数から平均月販台数を算出すると、最も多いのが1250台のRXだった。

 第2位はエントリーモデルのUXの795台で僅差の720台でNXが続き、1000万円オーバーのLXでも72台売れているのだ。このことからもRXがSUVだけでなくレクサスブランドの屋台骨を支えている車種といえる。

 2020年秋、レクサスはフラッグシップセダンのLSそしてスポーティセダンのISに大幅改良を加えることをアナウンスしている。

 2005年にレクサスが日本市場に導入されたときも、セダンのGSとISそしてオープンモデルのSCの3モデルであり、レクサス=セダンというイメージが強い。

 しかし、そのイメージと現状は大きく異なる。2020年8月単月の新車販売台数を見るとレクサス全体で2523台。そのうちセダンは342台のESを除けばほとんどの車種が2桁にとどまっており、シェアは約23.7%にとどまっている。

 では、レクサスで販売好調なのは何かというとSUVだ。8月の販売台数は631台のUXを筆頭に、533台のNX、504台のRX、そして1000万円オーバーの超高級SUVのLXが54台。レクサスのSUVは実に1722台となり、シェアはレクサス全体の約68.2%となっている。

 そこで今回は新車では高価格でなかなか手が出ない、人気のレクサスSUVの最新中古車相場はどうなっているのか調べてみた。

 レクサスのSUVラインアップは、国産SUVのなかで唯一新車価格が1000万円を超えるフラッグシップモデルのLX、3列シート車をラインアップする主力モデルのRX、ミドルサイズのNX。

 そしてコンパクトサイズのエントリーモデルのUXと4タイプ用意されている。この4モデルの2020年1月から8月までの新車販売台数から平均月販台数を算出すると、最も多いのが1250台のRXだった。

 第2位はエントリーモデルのUXの795台で僅差の720台でNXが続き、1000万円オーバーのLXでも72台売れているのだ。このことからもRXがSUVだけでなくレクサスブランドの屋台骨を支えている車種といえる。

2020年1~8月のレクサスSUVの新車販売台数

レクサスLX:2020年8月から値上がり傾向が続いている

レクサスLXの新車価格は1135万6481円。ボディサイズは全長5080×全幅1980×全高1910mm、ホイールベースは2850mm

レクサスLXの中古車情報はこちらをクリック!

 それでは、レクサスSUVの4モデルの中古車相場をチェックしていこう。まずは、2015年より販売開始したフラッグシップモデルのLXから。

 現在LXの中古車の流通台数は約69台。3ヵ月前の2020年7月の時点では、約110台流通していたので、わずか3ヵ月で約3分の1の中古車が市場から姿を消してしまった。

 流通している中古車の走行距離は約1.8万kmだった3ヵ月前から、現在は約2.2万kmまで延びているものの、平均価格は3ヵ月の約892万円から現在は約924万円へと値上がりしているのである。

 平均相場の推移を1年という長いスパンで見てみると、2019年12月に最高値の約964万円を記録したが、その後は順調に寝落ちし、2020年4月に最安値となる約888万円まで寝落ちが進み、2020年7月までは横這いで推移していたが、8月から現在まで値上がり傾向が続いている。

 まさに緊急事態宣言が発令されていたときが最も安く買い時だったということになる。

 LXの中古車の価格帯は約778万~約1330万円となっており、グレードでは標準モデルがほとんどで、わずかに特別仕様車のブラックシークエンスが見つかる程度。そしてほとんどが8人乗りで、5人乗りはわずか10台に留まっているので、狙いは8人乗りだ。

レクサスNX:4ヵ月で24万円も値上がり

レクサスNXの新車価格は454万6000~612万7000円。ボディサイズは全長4640×全幅1845×全高1645mm、ホイールベースは2660mm

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 続いては、現行型レクサスSUVラインナップのなかで、2014年に登場し最もロングセラーモデルとなっているNX。

 最も長く販売されていることもあり、中古車の流通台数も約550台と最も多くなっている。

 しかし、3ヵ月前には約650台流通していたので、100台減少している。流通している中古車の平均走行距離は、直近3ヵ月の間、約3.4万km付近で横這いとなっているにもかかわらず、平均価格は3ヵ月前の約350万円から現在は約368万円まで値上がりしている。

 NXの平均価格も1年という長いスパンでみると、1年前の時点では約380万円だったが、2020年6月に最安値の約344万円まで順調に値落ちしていたが、その後は値上がり傾向に転じて、4ヵ月で24万円も値上がりしてしまった。

 NXの中古車の価格帯は約220万~約749万円と幅広くなっている。中古車のグレード構成を見てみると、最も多いのは、2L、直4ターボエンジンを搭載する200t Fスポーツの約77台。

 続いて約64台の200t Iパッケージ。そして約56台で2.5Lエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載した300h Lパッケージとなっている。200tと300のターボ車が約60%、300hのハイブリッド車が約40%となっている。

レクサスUX:5ヵ月で40万円の値上がり

レクサスUXの新車価格は397万3000~544万9000円。ボディサイズは全長4495×全幅1840×全高1540mm、ホイールベースは2640mm

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 レクサスSUVのなかで2018年登場と最も新しいモデルが、コンパクトSUVのUXだ。まだ、販売開始から2年しか経過していないこともあり、流通台数は約59台。3ヵ月前からほぼ横這いで推移している。

 一方、流通している中古車の平均走行距離は、3カ月前の約9000kmから現在は約8000kmと短くなっていることにリンクし、平均価格は約450万円から約473万円へと値上がり傾向となっている。

 UXも1年スパンで平均価格の推移をみてみると、1年前に最高値の約492万円を記録し、その後2020年5月に最安値の約433万円を付けるまで順調に値落ちしていた。

 しかし、その後は一転して値上がり傾向となり、約473万円へと5ヵ月で40万円という値上がり幅を記録しているのだ。

 UXの中古車の価格帯は約374万~約674万円とかなり幅が広い。グレード構成は2Lエンジン+モーターのハイブリッドの250h Fスポーツが約22台で約33%を占めている。続くのが同じくハイブリッド車の250h Fスポーツの約9台。

 そして約8台の250h Fスポーツ4WDとなっている。このようにUXの中古車は約80%がハイブリッド車で、2Lターボ車は約20%と大きく差が付いている。UXの中古車はハイブリッド車が探しやすい。

レクサスRX:値上がり傾向だがハイブリッド車一部グレードでは買い得感が高い

レクサスRXの価格は524万~796万円。ボディサイズは全長4890×全幅1895×全高1710mm、ホイールベースは2790mm
3列シート仕様のRX450hL

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 最後はレクサスSUV本命、レクサスブランドを支えるコアモデルのRXだ。2代目となる現行型RXは2015年に登場。

 搭載されるパワートレインは2L、直4ターボ+6速AT、そして3.5L、V6エンジン+モーターのハイブリッドシステムの2種類。

 2Lターボエンジン搭載車はRX200t、ハイブリッド搭載車がRX450hで、装備や外観の違いによって標準仕様、豪華装備のバージョンL、そして走りを磨いたスポーティ仕様のFスポーツの3モデルを用意。

 駆動方式は2WDと4WDで、デビュー当初、Fスポーツは4WDのみだったが、2016年8月にはFスポーツに2WD車を追加した。

 2017年12月にはブームに乗って、3列シートをもつロングボディのRX450hLを追加し、ラインアップを拡充。同時にRX200tの名称をRX300に変更している。

 そして、2019年8月に初のマイナーチェンジを行い、内外装の変更に加えてRX450hLのサードシートはポジション変更できるようになり利便性が向上した。

 さらにボディ剛性を向上させるなど走行安定性を高めたのがポイントだ。そして2020年7月に一部改良を行い、運転支援システムのパーキングサポートブレーキとブラインドスポットモニターを全車に標準装備し、安全性を向上。商品力に磨きを掛けているなど抜かりがない。

 現行型RXの中古車の流通台数は現在約390台。3ヵ月前の時点では、約630台もあったので約3分の1が市場から姿を消している。それだけ中古車が売れているということだ。

 流通している中古車の平均走行距離はこの3ヵ月の間、約2.9万kmで横這いだ。しかしながら、平均価格は約480万円から約500万円へとわずか3ヵ月で20万円の値上がりしているのだ。

 平均価格を1年という長期間に拡大してみると、1年前の時点では現行型RXの平均価格は約530万円。その後2020年6月に最安値となった約471万円まで値落ちは進んだものの、その後は値上がりに転じて、現在は約500万円まで値を戻している。

 現在、現行型RXの中古車の価格帯は約340万~約1098万円と幅広く、新車価格を上回るプレミアム価格を付けている中古車も流通している。

 こういった高価格車はドレスアップ済み車となっているのが特徴だ。中古車のグレード構成を見てみると、最も多いのが、ハイブリッド車の450h Fスポーツ4WDの約73台で、価格帯は約377万~約818万円。

 続いて多いのが、流通台数約50台で450h バージョンL 2WDと450h バージョンL 4WDが並んでいる。

 価格帯は450h バージョンL 2WDが約379万~約785万円、450h バージョンL 4WDは約350万~約889万円となっており、グレードによる価格差はない。

 一方、ターボ車では、200t Fスポーツ2WDが約34台で、約409万~約590万円となっており、走行距離が延びているとはいえ、ハイブリッド車のRX450hのほうが割安感は高くなっている。

 また、パワートレインの比率はハイブリッド車が54.8%、2Lターボ車は45.2%となっているので、プレミアムSUVの人気モデル、現行型レクサスRXの中古車の狙い目はハイブリッド車の450hだ。

 追加された3列シート車の450h Lの中古車はまだ約17台で、価格帯は約518万~約1098万円となっており、500万円台で購入できる中古車が増えている。

 まだ流通台数は少ないものの、新車価格796万円と比べるとかなり割安感は高い。全体的には値上がり傾向となっているRXだが、ハイブリッド車一部グレードでは買い得感が高くなっている。

高級感溢れるRXのコクピット
サイズに余裕があるので室内空間は十分な広さを確保している

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