東京都は30日、新型コロナウイルスの感染者が新たに944人確認されたと発表した。1日あたりの新規感染者数としては26日の949人に次いで2番目に多かった。重症者は1人増えて85人となり、緊急事態宣言解除後の最多を更新した。
30日に国内で確認された新規感染者も3852人に上り、過去2番目に多かった。愛知県は294人、福岡県は189人でそれぞれ過去最多を更新。神奈川県は432人、大阪府307人、埼玉県244人、千葉県218人、兵庫県188人、北海道133人だった。
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東京都では30日、都幹部や専門家らによる「モニタリング会議」が開かれ、感染状況と医療提供体制の警戒レベルを4段階で最も深刻とする評価を据え置いた。直近1週間平均の1日あたり新規感染者数は30日時点で815.7人となり、初めて800人台となった。
都は感染者向けの病床を3500床確保し、4000床まで上積みを目指しているが、モニタリング会議で専門家は「このままの状況が続けば2週間を待たずに確保病床を超えて破綻の危機にひんする」と警鐘を鳴らした。救急患者の受け入れや手術などの制限を余儀なくされる医療機関も出てきており、専門家からは「今が瀬戸際。直ちにより強力な感染拡大防止策を実行する必要がある」との指摘も出た。
2020-12-30 12:23:09Z
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