新型コロナウイルスの感染対策を助言する厚生労働省の専門家組織が、政府や自治体の対策について、「成功しているとは言い難い」との認識を示しました。
「現状、これまでの対策が十分な効果を得られているとは言えないような状況」(厚労省アドバイザリーボード 脇田隆字座長)
10日夜、厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の脇田座長はこう述べたうえで、「早く取り組んだ地域では一定の効果をあげているものの、全体として必ずしも新規感染者数を減少させることに成功しているとは言い難い」と指摘しました。
また、感染拡大の要因は社会活動が活発な20代から50代の県境をまたぐ移動だとして、若い世代などにマスクの徹底など行動を変える必要性を訴えました。
専門家組織は今月中旬をめどに、感染拡大が沈静化に向かうかどうかを評価し、今後の施策について早急に検討する必要があるとしています。
2020-12-10 14:34:20Z
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