新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、開幕まで半年を切った東京五輪の開催の可否に、海外メディアの関心が高まっている。日本での五輪開催を「トンネルを抜けた先の光」などと待望する見方がある一方で、「史上最も複雑なスポーツイベント」などと危ぶむ声も広がっている。
豪紙オーストラリアンは、開催を強く後押しする。「東京五輪は世界を一つにする。トンネルを抜けた先の光が必要だ」とする記事を1月23日に掲載。「いつまでも国境を閉じ、ロックダウン(都市封鎖)を続けられない。私たちはワクチンがあってもなくても、このウイルスと共存する方法を学ぶ必要がある」とし、五輪開幕日の7月23日は「日本にとって最も誇らしい瞬間になる」と表現した。
米芸能誌ハリウッド・リポーターは1月28日付で、米ケーブルテレビ最大手コムキャストのブライアン・ロバーツ最高経営責任者(CEO)の前向きな言葉を紹介した。同社は巨額の放映権料で国際オリンピック委員会(IOC)の財政を支える米テレビ局NBCの親会社で、「東京五輪は開催されると信じている。我々はとても期待しているし、楽観的でもある。主催者が開催への道筋を見つけてくれると信じている」と話したという。世界中で観客制限や無観客など様々な形でスポーツイベントが行われていることを根拠としている。
中止なら「決定先延ばしにするだろう」
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