「官邸は山田氏が自分から辞表を出してくれるのを待っていたそうです。上の指示で辞めさせると、支持率が落ちてまずいということだったのでしょう。菅首相が緊急事態宣言の一部解除を決めたのに記者会見を開かず、報道陣から『山田隠し』だと指摘されてカメラの前で怒りを露わにしてしまった日に間に合えば良かったのですが、国会招致の日程などとの関係でそうもできず、結局このタイミングになったと聞いています」(政府関係者) 山田氏は2月25日に衆院予算委に参考人招致された際は、7万円超の接待を受けたことについて「心の緩み」と表現。菅首相の長男と同席したことについては「私にとって大きな事実だったかというと、必ずしもそうではない」と釈明していた。一方で関係者によれば、これに先立つ内部の調査では「国家公務員倫理法上の利害関係者に該当していた可能性が高い」と認めていたという。 菅首相は「女性の広報官として期待しているので、そのまま専念してほしい」と発言していたものの、結局、事態を幕引きさせるための「捨て駒」にされてしまったのか。 ただ、山田氏が司会をつとめてきた菅首相の記者会見のあり方も、これを機にあらためて検証されるべきだろう。約1カ月前の2月2日、官邸で開かれた記者会見に、記者は抽選を何とかくぐり抜け出席していた。司会は山田氏だ。 この日の会見の内容は、10都道府県について3月7日まで1カ月間、緊急事態宣言の延長を決定したということと、自民党議員が深夜まで会食していたことについて菅首相が「あってはならないこと」とお詫びするものだった。冒頭、菅首相がプロンプターを見ながら13分ほど話すと、いよいよ質問タイム。首相官邸の記者クラブの幹事社2社の質問が終わると、山田氏はこううながした。
2021-03-01 11:53:00Z
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