南野は来季、リヴァプールで重要な存在になれるか [写真]=Getty Images
サウサンプトンへローン移籍中の日本代表FW南野拓実は、来シーズンに所属元であるリヴァプールで出場機会を得ることになるかもしれない。15日に、リヴァプールの地元紙『リヴァプール・エコー』が報じている。
リヴァプールは現在8人の選手をローン移籍で他クラブへと貸し出しており、南野もその中の一人だ。『リヴァプール・エコー』は「8選手の中で最も興味深いのはミナミノだ」と、日本代表FWの“再戦力化”を予想している。
「ザルツブルクで躍動したミナミノがリヴァプールへとやってきて、クリスマス前にプレミアリーグ初ゴールを決めた後、ほとんど我々の前に姿を見せなくなったのには驚いた」
「彼は、今シーズン後半戦をローン移籍したサウサンプトンで過ごすことになった。“セインツ”での最初の3試合で2ゴールを奪ったものの、リヴァプールが期待していたほど頻繁には起用されていないのが現状だ。ラルフ・ハーゼンヒュットル監督の下では、リヴァプールで過ごしたシーズン前半戦よりも出場機会を得ているが、イングランドでの通算出場時間は1,000分にも満たない」
「だが、データサイト『FBref.com』のスタッツを見てみると、彼はリヴァプール在籍時よりもプレッシングの回数が減少した一方で、ボール回収数が増えていることが分かる。もし、彼がプレスの先導者としてのスタイルを磨き上げることができれば、仮にゴール数がやや物足りない数字になったとしても、来シーズンはユルゲン・クロップ監督にとってローテーションの有力な選択肢となるだろう」
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