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Friday, April 30, 2021

ジャスティン・ビーバーのドレッドヘアは「文化の盗用」! またも髪型で物議を醸す - SPUR.JP

ジャスティン・ビーバー(27)が、ドレッドヘアの写真をインスタグラムで披露。すると、「文化の盗用だ」との批判が多数寄せられた。

Photo:Instagram(justinbieber)
Photo:Instagram(justinbieber)

髪をロープのようにするドレッドヘアは、主に黒人の人々が行うヘアスタイルとして知られている。

そして「文化の盗用」とは、ある文化圏の人やグループが、他の文化圏の伝統やファッション、シンボルなどの要素を、トレンドやスタイルとして取り入れる行為。特に社会的多数派(マジョリティ)の人々が、少数派(マイノリティ)の文化を使用することで論争となることが多い。

Photo:Rachpoot/MEGA/GC Images
Photo:Rachpoot/MEGA/GC Images

ジャスティンは写真の投稿のなかで、髪型については触れていない。しかしコメント欄には「本当にがっかり」「これは文化の盗用。あなたは、もっと良いことができるはず」といった批判が寄せられた。

Photo:Instagram(justinbieber)
Photo:Instagram(justinbieber)

その一方で、「これは文化の盗用ではない。彼はドレッドヘアを発明したと主張していないし、この髪型にすることで経済的利益も受けていない」「彼がしたいヘアスタイルをするべき」といった擁護の声も多数書き込まれており、コメント欄は紛糾!

Photo:Instagram(justinbieber)
Photo:Instagram(justinbieber)

ジャスティンにとって、髪型で物議を醸したのはこれが初めてではない。2016年4月にも、アイハート ラジオ・ミュージック・アワードにドレッドヘアで登場し、この時も論争が巻き起こった。

米サイト『The FADER』によると、ジャスティンは授賞式のバックステージでビッグ・ショーン(33)に「人々から“君は黒人になりたいんだね”って言われるけど、僕にとっては“ただの髪の毛”だ」と語っていたという。

Photo:Instagram(justinbieber)
Photo:Instagram(justinbieber)

昨年、ブラック・ライヴズ・マターのムーブメントが広がるなか、インスタグラムで「僕はブラック・カルチャーから影響を受けている。ブラック・カルチャーから恩恵を受けている」と表明したジャスティン。

そして「僕のスタイル、歌い方、ダンス、パフォーマンス、ファッション、すべてブラック・カルチャーから影響と刺激を受けているんだ。今日からこの場(インスタグラム)を学び、人種的不公平や制度的抑圧について発言し、必要とされる変化を起こすために使うと約束する」と宣言。

今回のドレッドヘアには、そんなジャスティンの思いや意図が込められているのか? 今後のコメントや投稿に注目が集まる。

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