夏休みを前にしたこの時期はセルフカットを始める絶好機
今月23日に開会式が行われた東京2020オリンピック競技大会。連日、柔道やソフトボール、体操など日本人選手の活躍が伝えられる中で、やはり気になるニュースといえば新型コロナウイルスの感染状況だ。
というのも東京都の発表によれば、7月29日時点の新規感染者は3865人と、3日連続で過去最多を更新したため。8月を前に、これまで以上の感染予防対策の徹底が求められていると言えるだろう。
一方、このような状況でも男にとってグルーミングは欠かすことができない。コロナ禍に関係なくヒゲも髪も伸びるからだ。
このうち髪に関してメンズビューティーでは、ヘアーカッターによるセルフカットを提案してきた。日々のシェービングでヒゲを剃り、整えるように、ヘアーカッターで自分のヘアスタイルをメンテナンスしていこう、という考えだ。
コロナ禍の影響で以前のようにサロンへ気軽に通えなくなったこと、そして緊急事態宣言による外出自粛で在宅時間が増えた今こそ、セルフカットに挑戦するいい機会になるはず。
そこでチェックしておきたいのがパナソニックの新型メンズヘアーカッター、ER-GC75だ。
このヘアーカッターはダイヤル式39段階調整(直刃+アタッチメント)や、自然な毛量調整が行なえるナチュラルアタッチメントなどの機能を搭載した、メンズビューティー的に注目のモデル。
これらの機能を使えば、前述したような次回のサロンの予約日までのメンテナンスという目的に加え、新しいヘアスタイルでなりたいジブンを目指すことも可能になるはず。
夏休みを前にしたこの時期こそ、そんなチャレンジには最適、というわけで実際にモデルの髪をカットしながら、その機能や使用法を紹介していきたい。
それでは最初にER-GC75の基本スペックからチェックしていこう。
直刃+アタッチメントで39段階のスタイリングに対応
パナソニック
メンズヘアーカッター ER-GC75
本体寸法/高さ17.3×幅5.1×奥行き4.4cm、約157g(アタッチメント含まず)
アタッチメント/アタッチメントA(1〜10mm)、アタッチメントB(11〜20mm)、ナチュラルアタッチメント
電源方式/8時間充電・交流式
水洗い/可
防水/〇
連続使用時間/フル充電で連続約40分間使用可能
手前/刈り高さアタッチメントA(スライド式)、左奥/刈り高さアタッチメントB(スライド式)、右奥/ナチュラルアタッチメント
ER-GC75には上の写真で示したように3種類のアタッチメントが付属している。
まず写真手前が1~10mmまでのカットに対応した「刈り高さアタッチメントA(スライド式)」、左奥は11~20mmまでの「刈り高さアタッチメントB(スライド式)」だ。
そして右奥は、かきあげるだけで髪をランダムにカットして、簡単&自然なボリューム調整が可能な「ナチュラルアタッチメント」になる。
次に刈り高さアタッチメントの使い方だが、実に簡単。例えば10mmカットしたい場合は、「刈り高さアタッチメントA」をヘッド部に装着。本体のダイヤル「A」の目盛りを「10」にセットするだけ。これで10mm以上にカットされないというわけだ。
「刈り高さアタッチメントA」を装着後、1mmに設定してみた。コームと刃がほぼ同じ高さになっている。
次に続いて10mmに設定してみた。設定した長さに応じて、アタッチメントが上に動いていることがわかる。この機能と2種類の刈り高さアタッチメントを使うことで、1~20mmまで0.5mm刻みの設定が行なえる(※)。
アタッチメントを装着しない、いわゆる直刃のカットにも対応しており、その場合は約0.5mmのカットになる。
※10.5mmは設定できません。
そしてヘアーカッターの性能を左右する刃には、独自設計の45°鋭角刃を採用。同社によれば刃先段差が短いため、エリ足などの輪郭がよりはっきり仕上がるという。また髪を逃しにくいため、刈り残しを低減。その結果、よりスピーディーなスタイリングが可能になった(※)。
※パナソニック2011年発売ER-GC50に対して、刈り残し高さ同等になる刈りスピードとの比較(パナソニック調べ、同社独自基準に基づく)。
刃をはずさずに、手間なく毛クズを洗い流せるウォータースルー洗浄に対応。使用後のケアも簡単で、本体を清潔に保てる。
刈り高さアタッチメントAを装着して10mmからスタート
それでは、ここからは実際にER-GC75を使い、セルフカットで2ブロックスタイルを整えてみよう。
セルフカットにチャレンジする前の状態。サロンでカットしてから3週間近くが経過しており、刈り上げ部分が伸びて2ブロック感がやや希薄になってきている。またサイドの髪も伸びたため、全体的なバランスも崩れてきているようだ。
両サイドはこんな感じ。正面からはわかりにくかったが、こめかみ周辺の髪が伸び、刈り上げ部まで到達。刈り上げた部分を覆い隠している。また髪全体に立体感が乏しく、〝ペタンコ髪〟な印象も否めない。
現状を把握したところで、早速チェレンジスタート。まずは刈り高さアタッチメントAを装着して、刈り高さは10mmに設定。様子を見ながら、8mmや6mmと短い設定に変えながら刈り上げ部分をカットして、その周辺も整えていくことにした。
サイドをカットする際は電源スイッチが外側になるように本体を持つ。そして生え際(下方)から頭頂部(上方)に向かって動かしていく。
そして、頭頂部に向かうにつれて、アタッチメント先端を地肌から離すように(浮かせるように)カットしていく。細かなことだが、サイドのカット時には重要なポイントとなる。今回は最終的に6mmでカットしてみた。
耳の周囲は耳たぶを押さえながらカットしていく。この時、後頭部周辺の髪が妨げになるようであれば、ピンで留めておくとカットしやすい。ピンは100均などで手軽に購入が可能だ。洗顔やスキンケアでも使えるだけに、洗面所に常備しておくと便利。
ER-GC75のもう一つの特徴がモミアゲのカットにも対応していること。モミアゲは伸びてくると意外に処理が面倒なだけに、早めにケアしておきたいところ。
ただし、髪のカットとは操作が異なるだけに注意も必要。というのも、タッチメントを装着しない直刃で行なうこと、そして本体の電源スイッチが下側になるように持つ必要があるため。肌に対して刃を直角にあてることも重要なポイントになる。
セルフカット後の様子。無遠慮に伸びていたサイドの髪が整えられ、すっきりとした印象に。全体的なバランスも改善されたように見える。
両サイドはこのような仕上がりに。刈り上げエリアが整備され、自然な2ブロック感を醸し出していることがわかる。耳の上から刈り上げエリアへ伸びていた髪を処理した効果も大きいのではないか。
ヒゲに例えれば、無精ヒゲが整えられた感じ。これに伴い、清潔感もアップしたようだ。
毛量を調整して遊び心を加えたヘアアレンジに
ひとまずこれで完成ではあるが、今回は休暇中のヘアスタイルということも視野に入れ、ER-GC75のもう一つアタッチメント、ナチュラルアタッチメントにもチャレンジしてみた。このナチュラルアタッチメントは毛量調整ができるアタッチメントで、〝すきバサミ〟的な働きをしてくれるのだ。
さて、サロンで髪をカットして半月ほどすると、なぜかスタイリングが決まりにくくなってしまう…。誰もが一度は経験したことがあるのではないだろうか。
その原因は髪が伸びたことによる髪の重量の増加。その重さでペタッと潰れたような状態になってしまうのだ。今回もセルフカット前に全体的なバランスが崩れ、〝ペタンコ髪〟な印象となっていたのも、この理由による。
というわけで、ナチュラルアタッチメントを使って毛量を調整。遊び心を加えたスタイルにアレンジしてみた。
ナチュラルアタッチメントで毛量を調整した後、ワックスを使用。トップを立たせ、さらにサイドにかけてナチュラルなウエーブを作った。
以上のように、今回は主にカットしたのはサイドとその周辺のみと、全体的な長さにそれほど違いはないが、体験前とは印象が大きく異なる結果となった。
コロナ禍により、これまで以上に在宅時間が増えると予測される今年の夏。そんな時期だからこそ、ER-GC75で新しいジブンスタイルを見つけよう。
関連情報
https://panasonic.jp/mens/products/hair/er-gc75.html
撮影/福永仲秋
からの記事と詳細 ( 夏休み前に極めたい!自分でヘアカットをする方法| - @DIME )
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