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県は3日午前0時、新型コロナウイルスに関し3段階ある独自の警戒レベルを、最も低い「ステージ1」に引き下げた。感染状況が落ち着き、医療体制が強化されてきたことを勘案した。引き続き対策の徹底を求めつつ、夜間の外食(飲酒含む)の時間制限をなくし、感染拡大していない地域であれば県外への行き来の自粛を求めない。ステージ1は4月22日以来72日ぶり。 (藤木優里) 2日に県議事堂で対策本部会議を開き、決定した。新田八朗知事は会議後、県庁で記者会見し「うつさない、うつらない行動の徹底をお願いしたい」と呼び掛けた。 県は状況を4指標で判断し、活動制限を段階的に強めるロードマップを定めている。県内は6月以降、1日の新規陽性者数がほぼ1桁で推移。29日には全指標が基準を下回った。患者を受け入れる病院や病床数が増え、医療体制が充実したことも考慮した。 ステージ1では、ステージ2で呼び掛けた夜間の2時間以上の飲食や県外への往来の自粛は求めない。ただ、知事は「デルタ株の拡大が危ぐされている」と言い、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の対象地域との行き来はしないよう要請した。
知事は会議に先立ち、馬瀬大助県医師会長ら医療や経済、消費分野の有識者5人と意見交換した。 警戒レベルを巡って、県は4月23日、ステージを1から2に引き上げ、5月21日には特別警報を出した。警報は6月12日に解除したが、ステージ2を維持していた。 県は警戒レベルの引き上げを判断する指標の4基準のうち、3基準を見直した。指標を作った2020年5月に比べ、医療体制が拡充されたため。
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