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Tuesday, August 3, 2021

村上茉愛ちょっといい話…「オーラある」からショートヘアへ 大会前は美容師の母・英子さんがカット - スポーツ報知

◆東京五輪 体操女子床運動決勝(2日・有明体操競技場) 

 種目別決勝が行われ、女子の床運動で日本女子のエース・村上茉愛(24)=日体ク=は14・166点でメルニコワ(ROC)と並び、銅メダルを獲得した。日本女子の表彰台は1964年東京五輪の団体銅以来57年ぶりで、個人種目では初の快挙。キャリー(米国)が14・366点で金メダル、フェラーリ(イタリア)が14・200点で銀メダルだった。

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 村上と言えば、女子の体操界では珍しいショートカット姿が際立つ。高校まではずっとロングだったが、日体大では髪形が自由に。10年以上のロングヘア生活に別れを告げ、心機一転も兼ね、美容師の母に約15センチもカットしてもらった。今でも大会前に時間があれば、母に髪を整えてもらうのがルーチン。五輪に向けては7月6日にカットしてもらった。

 理由がある。大学2年時の全日本選手権。少し髪を伸ばして出場したが、仲間や関係者は「茉愛がどこにいるか分からない」。瀬尾監督にも「あなたは短い方がオーラがある。あなたらしい」と言われ、「自分の持ち味の一つなのかな」と、そこからずっとショートヘアを続けている。

 17年世界選手権で床運動金、18年世界選手権で個人総合銀と快挙が続いた。ショートカット=村上茉愛は、世界でも印象付けられている。髪形も、表現の一つ。明るくハツラツとした体操を表現している。(体操担当・小林 玲花)

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