自民党の岸田文雄総裁は30日、政権運営の要となる幹事長に甘利明税制調査会長(麻生派)を起用する方向で最終調整に入った。官房長官には萩生田光一文部科学相(細田派)を充てる案が浮上。官房長官登用が取り沙汰された上川陽子法相(岸田派)は重要ポストで処遇する構えだ。複数の関係者が明らかにした。岸田氏は10月1日に実施する党役員人事の検討を急ぐ方針。党本部で記者団に「いろいろ検討する。今、よく考えている」と述べた。
国会内で開かれた参院議員特別総会では、世耕弘成参院幹事長の再任が了承された。関口昌一参院議員会長が提示し、異論が出なかった。任期は1年。他の参院執行部人事は関口、世耕両氏に一任された。
人事を巡っては、最大派閥の細田派(96人)や第2派閥の麻生派(53人)を含めた派閥バランスへどこまで配慮するかが焦点となる。
岸田氏は10月4日召集の臨時国会で菅義偉首相の後継となる第100代首相に指名される。首相就任後、岸田氏は組閣に着手し、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、新内閣を発足させる。11月7日か14日投開票が有力視される衆院選で野党との対決に臨む。(共同)
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2021-09-30 02:18:21Z
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